入庫扱い単位を勧告するには

入庫勧告は、保管場所がある倉庫に対して使用されます。扱い単位の入庫が確認された後、および特定の倉庫に対する検査が入庫フローの一部である場合には扱い単位が承認された後に再度、扱い単位に対して入庫勧告を作成する必要があります。承認後に、検査済および承認済の扱い単位に対する入庫勧告が必要です。

扱い単位に対して入庫勧告を生成するには、次のステップを実行します。

  1. [扱い単位 (whwmd5130m000)] セッションを開始します。
  2. 入庫勧告を生成したい扱い単位を選択します。状況が [入庫済] または [承認済] の扱い単位に対して入庫勧告を生成できます。

    倉庫で扱い単位の入庫が確認されると、その扱い単位の状況は [入庫済] になります。倉庫によっては、検査手順が入庫フローに含まれている場合があります。

    検査および扱い単位の承認の後、扱い単位の状況は [承認済] になり、承認済の扱い単位に対して別の入庫勧告を作成する必要があります。詳細については、[扱い単位の状況]を参照してください。

  3. 適切なメニューで、[入庫実行] サブメニューを選択します。
  4. [入庫実行] サブメニューから [勧告の生成] をクリックします。この結果、扱い単位の入庫勧告が作成されます。

    入庫勧告には、該当の扱い単位に対応する保管場所がリストされます。扱い単位に含まれる商品に検査が必要な場合、入庫勧告には該当の扱い単位に対応する検査場所がリストされます。品目に検査が必要かどうかを指定する方法の詳細については、倉庫検査を参照してください。

    扱い単位に対して入庫勧告が作成されると、その扱い単位および関連する子扱い単位の状況は[勧告]に設定されます。

  5. 適用可能な倉庫手順に保管リストの作成が定義されている場合、[入庫実行] サブメニューから [保管リスト生成] を選択して、[保管リスト生成 (whinh3415m000)] セッションを開きます。
  6. [保管リスト生成 (whinh3415m000)] セッションで保管リストに関して必要な設定を指定し、[生成] をクリックして保管リストを作成します。保管リストが作成されると、[扱い単位 (whwmd5130m000)] セッションに戻ります。扱い単位の状況は[勧告]のままです。
  7. 必要な場合、入庫勧告を元に戻すことができます。この処理が必要になるのは、たとえば、保管場所への移動中に商品がフォークリフトから落下して損傷が激しい場合などです。入庫勧告を元に戻すには、[扱い単位 (whwmd5130m000)] セッションの [入庫実行] サブメニューから [勧告を元に戻す] オプションを選択します。
  8. 入庫勧告は、[入庫勧告 (whinh3525m000)] セッションで表示できます。このセッションにアクセスするには、[扱い単位 (whwmd5130m000)] セッションの [オープン] サブメニューで [入庫勧告] オプションを選択します。[入庫勧告 (whinh3525m000)] セッションには、Web ブラウザまたはメニューブラウザからアクセスすることもできます。