複数会社の扱い単位

複数会社の倉庫転送で、扱い単位を使用できます。複数会社の倉庫転送を使用して扱い単位ベースの転送を実行する場合、出荷が確認されると、その出荷の扱い単位構造を出荷先会社にコピーします。さらに、出荷元会社の扱い単位番号を出荷先会社にコピーし、出荷先会社の [内部扱い単位マスク] を使用して出荷先会社の内部扱い単位番号を生成します。

扱い単位構造が出荷先会社にコピーされるとき、状況に応じて次のようになります。

出荷先会社に存在しない梱包定義が扱い単位にリンクしている場合、その扱い単位は出荷先会社にコピーされません。
出荷先会社に存在しない梱包品目が扱い単位にリンクしている場合、その梱包品目を除外して、扱い単位が出荷先会社にコピーされます。

出荷が確認されると、両方のロジスティック会社で扱い単位の状況が [輸送中] になります。出荷先会社で扱い単位ベースの入庫が実行されると、扱い単位の状況は次のようになります。

出荷元会社では [出荷済]
出荷先会社では [入庫済]