ドック位置 - 検索基準

倉庫には、積荷を発送確定および作成/構成するためのドックが複数存在する場合があります。これらのドックからトラックで商品の積荷が行われます。倉庫保管場所から商品がピッキングされると、LN で特定の積荷ドックが自動的に選択されて提案されます。ドックの選択は、品目、保管ゾーン、(出荷先) 取引先、運送業者、経路など、一連の選択基準に基づいて行われます。

LN では、次の選択基準に基づいてドック位置が選択されます。

倉庫管理でのドック選択基準

  • [運送業者/LSP]
  • [経路]
  • [受渡条件]
  • [梱包定義]
  • [特急オーダ]
  • [出荷先コード] (出庫ドック位置の場合)
  • [出荷元コード] (入庫ドック位置の場合)
注: 

「輸送管理」 に関連したドック選択基準を使用できるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションで [輸送管理 (FM)] チェックボックスがオンになっている場合に限ります。

LN では、次の選択基準に基づいてドック位置が選択されます。

輸送でのドック選択基準

  • [標準経路]
  • [経路計画]
  • [輸送手段グループ]
  • [輸送タイプ]

LN でドック位置を検索する場合の基準となる優先順位を設定できます。最も小さい番号が最高優先順位を表し、最も大きい番号が最低優先順位を表します。最高優先順位が番号 10、その次が 20、その次が 30 になり、以下同様に続きます。特定のドックで発送確定された出荷の情報が検索基準に一致していると、LN でそのドック位置が選択されます。

検索基準に一致していない場合は、設定された優先順位に基づいてドック位置が勧告されます。

  • 特定品目の出荷がドック 3 で発送確定されているが、その出荷にリンクされた経路がドック 5 に関連付けられている場合

  • 特定の出荷で運送業者と経路を組み合わせた結果、その出荷の取引先および受渡条件にリンクされたドックとは異なるドックが示された場合

[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの [使用されていないドック位置のみを使用] チェックボックスをオンにすると、最初に選択したドック位置が使用されている場合に LN で新しいドック位置が割り当てられます。

注: 

LN で空き状態のドック位置だけが割り当てられるようにするには、[倉庫 - 保管場所 (whwmd3500m000)] セッションの [占有場所] チェックボックスをオフにする必要があります。