クロスドッキング設定の影響
概要
クロスドッキングタイムフェンス、強制クロスドッキング範囲、およびクロスドック制約の影響は、これらの設定が DMS 環境と非 DMS 環境のいずれで使用されるかによって異なります。
DMS 環境での影響
次の表は、[入庫の DMS] を使用する場合に、入庫に対してクロスドッキング設定が与える影響を要約したものです。[結果] カラムは、DMS の実行中に発生することを説明しています。
設定: | 結果 | |||
---|---|---|---|---|
CR | FC | TF | RA | |
適用なし | 適用なし | 適用なし | Y | クロスドッキング制約に該当する場合は、クロスドックオーダおよびクロスドックオーダラインを作成することはできません。 |
適用なし | Y | Y | N |
強制クロスドッキング範囲およびタイムフェンス内にある場合は、まだ在庫を使用して需要が供給されていない場合にのみ、クロスドックオーダおよびクロスドックオーダラインが作成されます。 商品が在庫から供給された後に需要が残っている場合は、タイムフェンス内にあれば、クロスドックオーダおよびクロスドックオーダラインのみが作成されます。 |
適用なし | Y | N | N |
強制クロスドッキング範囲内にあれば、まだ在庫を使用して需要が供給されていない場合にのみ、クロスドックオーダおよびクロスドックオーダラインが作成されます。 商品が在庫から供給された後に需要が残っている場合は、クロスドックオーダおよびクロスドックオーダラインが作成されます。 |
適用なし | N | Y | N | クロスドックオーダおよびクロスドックオーダラインが作成されるのは、タイムフェンス内の場合だけです。 |
適用なし | N | N | N |
非 DMS 環境とは対照的に、クロスドックオーダおよびクロスドックオーダラインは必ず作成されます。 商品が在庫から供給された後に需要が残っている場合は、クロスドックオーダおよびクロスドックオーダラインが作成されます。 |
CR - | [入庫確認時のクロスドックオーダラインの生成] (DMS には適用なし) |
FC - |
[強制クロスドッキング範囲] 設定:
|
TF - |
[クロスドッキングタイムフェンス] 設定:
|
RA - | [制約定義] 設定 (Yes/No) |
非 DMS 環境での影響
次の表は、[供給済 DMS] ではない品目の入庫に対するクロスドッキング設定の影響を、[入庫確認時のクロスドックオーダラインの生成] の設定と組み合せて要約したものです。[結果] カラムでは、入庫確認 (ライン) 中に発生することを説明しています。
設定: | 結果 | |||
---|---|---|---|---|
CR | FC | TF | RA | |
適用なし | 適用なし | 適用なし | Y | クロスドッキング制約に該当する場合は、クロスドックオーダおよびクロスドックオーダラインを作成することはできません。 |
Y | Y | Y | N | クロスドックオーダが作成されるのは、強制クロスドッキング範囲およびタイムフェンス内にある場合だけです。クロスドックオーダラインが作成されるのは、入庫確認中でタイムフェンス内の場合だけです。 |
Y | Y | N | N | クロスドックオーダが作成されるのは、強制クロスドッキング範囲内にある場合だけです。クロスドックオーダラインは必ず入庫確認中に作成されます。 |
Y | N | Y | N | クロスドックオーダは作成されません。クロスドックオーダラインが作成されるのは、入庫確認中でタイムフェンス内の場合だけです。 |
Y | N | N | N | クロスドックオーダは作成されません。クロスドックオーダラインは必ず入庫確認中に作成されます。 |
N | Y | Y | N | クロスドックオーダおよびクロスドックオーダラインが作成されるのは、強制クロスドッキング範囲およびタイムフェンス内にある場合だけです。 |
N | Y | N | N | クロスドックオーダおよびクロスドックオーダラインが作成されるのは、強制クロスドッキング範囲内にある場合だけです。 |
N | N | Y | N | これらの設定はできません。 |
N | N | N | N | DMS 環境とは対照的に、クロスドックオーダもクロスドックオーダラインも作成されません。 |
CR - | [入庫確認時のクロスドックオーダラインの生成] (Yes/No) |
FC - |
[強制クロスドッキング範囲] 設定:
|
TF - |
[クロスドッキングタイムフェンス] 設定:
|
RA - | [制約定義] 設定 (Yes/No) |