メンテナンス作業オーダを使用した工具の修理

内部メンテナンス作業オーダを使用して、工具を修理できるようになりました。「デポ修理」 機能で工具品目を使用または修理するには、[工具番号 (titrp0102m000)] セッションの [工具をメンテナンスで使用] チェックボックスをオンにします。工具は、[シリアル番号付品目 (tscfg2100m000)] セッションでシリアル番号付品目として定義する必要があります。シリアル番号付品目は、作業オーダヘッダで指定できます。

作業オーダを計画すると、工具所要量が [見積工具所要 (titrp0111m000)] セッションで作成されます。また、[工具 (titrp0101m000)] セッションの [利用率計画のクリティカル要素] チェックボックスがオンの場合は、[利用率計画 (titrp0513m000)] セッションでオーダラインも作成されます。

倉庫から修理対象の工具が出庫され、作業オーダの [状況] が [発行済] に設定されると、[工具番号 (titrp0102m000)] セッションで工具の [状況] が [工具保守時] に設定されます。工具品目が修理され、作業オーダの [状況] が [完了] に設定されると、工具が倉庫に返送され、[工具番号 (titrp0102m000)] セッションで工具の修理データが更新されます。

工具の修理を外注先に外注すると、[作業オーダ出庫部分組立品 (tswcs4150m000)] セッションで工具品目の外注参照活動および出庫部分組立品ラインが作成されます。この出庫部分組立品が処理されると、外注参照活動に新しく外注活動が作成されます。この作業オーダが発行されると、工作品目の資材供給ラインに購買オーダが作成されます。

購買オーダが処理されると、工具は修理のため外注先に送られます。修理後、工具が倉庫に入庫されます。工具は入庫部分組立品ラインを使用して修理工場に出庫されます。

作業オーダが完了すると、工具が倉庫に返送され、[工具番号 (titrp0102m000)] で工具の保守データが更新されます。