入庫部分組立品に関して実行されるアクション

出庫部分組立品を処理すると、入庫部分組立品が作成されます。入庫部分組立品の処理は、[作業オーダ出庫部分組立品 (tswcs4150m000)] セッションの [出庫部分組立品のアクション] フィールドの設定値によって異なります。

[作業オーダ入庫部分組立品 (tswcs4151m000)] セッションで入庫部分組立品に関して次のアクションが実行されます。

  • [ロケーションから]: [出庫部分組立品のアクション] が [ロケーションへ] に設定された出庫部分組立品を処理すると、[作業オーダ入庫部分組立品 (tswcs4151m000)] セッションで入庫部分組立品が作成されます。[作業オーダ入庫部分組立品 (tswcs4151m000)] セッションの [ロケーション] フィールドのデフォルト値は、[作業オーダ出庫部分組立品 (tswcs4150m000)] セッションから取得されます。[作業オーダ入庫部分組立品 (tswcs4151m000)] セッションの [入庫の確認] オプションを使用して部分組立品の入庫を確認し、その部分組立品が該当するロケーションからジョブショップに返却されたことを通知する必要があります。入庫部分組立品を取り消すと、これ以上のアクションは必要とされず、部分組立品はそのロケーションに留まります。
  • [作業ロケーションから]: [出庫部分組立品のアクション] が [作業ロケーションへ] に設定された出庫部分組立品を処理すると、その部分組立品の関連作業オーダが作成されます。組立活動は、関連作業オーダの [状況] が [完了] に設定された後でのみ実行されます。[作業オーダ入庫部分組立品 (tswcs4151m000)] セッションの [入庫の確認] オプションを使用して、部分組立品の入庫を確認し、その部分組立品が該当するロケーションからジョブショップに返却されたことを通知できます。入庫部分組立品は、作業オーダがマニュアルで取り消された場合のみ取り消すことができます。
  • [倉庫から]: [出庫部分組立品のアクション] が [倉庫へ] に設定された出庫部分組立品を処理すると、[作業オーダ入庫部分組立品 (tswcs4151m000)] セッションで入庫部分組立品が作成されます。[作業オーダ入庫部分組立品 (tswcs4151m000)] セッションの [倉庫] フィールドのデフォルト値は、[作業オーダ出庫部分組立品 (tswcs4150m000)] セッションから取得されます。倉庫で入庫組立品を置換する必要がある場合は、倉庫出庫オーダを取り消します。これで、[作業オーダ物的資源 (tswcs4110m000)] ラインを生成して、新規の品目を調達できるようになります。入庫部分組立品を取り消す場合は、関連作業オーダおよび計画在庫処理も取り消す必要があります。LN でこの処理を実行できない場合は、入庫部分組立品を取り消すことができません。
  • [部署から]: 関連作業オーダが完了したら、[作業オーダ入庫部分組立品 (tswcs4151m000)] セッションの [入庫の確認] オプションを使用して部分組立品の入庫を確認し、その部分組立品が該当する部署/倉庫からジョブショップに返却されたことを通知できます。タスクが分解活動によって内部で別の部署に外注された場合、組立活動は、関連作業オーダの [状況] が [完了] に設定された後でのみ実行されます。入庫部分組立品は、作業オーダがマニュアルで取り消された場合に取り消すことができます。
  • [外注から]: [作業オーダ入庫部分組立品 (tswcs4151m000)] セッションの [入庫の確認] オプションを使用して部分組立品の入庫を確認し、その部分組立品が該当する外注先からジョブショップに返却されたことを通知できます。タスクが発注先に外注され、[作業オーダ入庫部分組立品 (tswcs4151m000)] セッションで [入庫元] が [分解活動] に設定されている場合、[組立活動] は、外注購買オーダが処理された後でのみ実行されます。[組立活動] を取り消すと、[活動状況] が [取消済] に設定されます。外注購買オーダおよび外注作業オーダ活動はマニュアルで取り消す必要があります。
  • [決定予定]: 部分組立品を保留にしておく場合にこのオプションをオンにします。
  • [アクションなし]: 入庫部分組立品は作成されません。