出庫部分組立品に関して実行されるアクション

出庫部分組立品は、次の要素を使用して作業オーダから生成できます。

  • [作業オーダ (tswcs2100m000)] セッションの [参照] メニューにある [出庫部分組立品] オプション
  • [作業オーダ活動 (tswcs2110m000)] セッションの [参照] メニューにある [出庫部分組立品] オプション
  • [作業オーダ (tswcs2100m100)] セッションの [作業オーダ出庫部分組立品 (tswcs4150m000)] 従属セッション

部分組立品の処理は、[作業オーダ出庫部分組立品 (tswcs4150m000)] セッションの [出庫部分組立品のアクション] フィールドの設定値によって異なります。出庫部分組立品は、[作業オーダ活動 (tswcs2110m000)] セッションで [オーダ状況] が [発行済] に設定されている場合に処理できます。

[作業オーダ出庫部分組立品 (tswcs4150m000)] セッションで、出庫部分組立品に関して次のアクションを実行できます。

  • [ロケーションへ]: 指定した [ロケーション] に部分組立品を転送する場合に、このオプションを選択します。部分組立品が処理されると、同じ [ロケーション] で 「入庫部分組立品」 が作成されます。
  • [作業ロケーションへ]: 指定した [ロケーション] に部分組立品を転送する場合に、このオプションを選択します。部分組立品に関する追加の作業を実行するための作業オーダが生成されます。フォローアップ [作業オーダ (tswcs2100m000)] セッションの [開始ロケーション] フィールドと [作業オーダ出庫部分組立品 (tswcs4150m000)] セッションの [ロケーション] フィールドに同じ値が設定されている必要があります。[作業オーダ (tswcs2100m000)] セッションでは、[開始ロケーション] フィールドのデフォルト値が設定され、[終了ロケーション] フィールドに取り込まれます。[終了ロケーション] フィールドの値を変更した場合は、[作業オーダ入庫部分組立品 (tswcs4151m000)] セッションの [入庫元] グループボックスにある [ロケーション] フィールドの値も更新する必要があります。
注: 

開始作業オーダと関連作業オーダの関係は、[関連オーダ (tsmdm4500m000)] セッションに表示されます。

  • [倉庫へ]: 指定した [倉庫] に部分組立品を転送する場合に、このオプションを選択します。入庫を処理するための作業オーダが作成されます。倉庫のデフォルト値は [サービスオフィス (tsmdm1100m000)] セッションから取得されます。入庫部分組立品は、組立活動によってこの倉庫から調達できます。部分組立品は、会社所有の在庫として倉庫内に保持しておくこともできます。
  • [部署へ]: 指定した [部署] に部分組立品を転送する場合に、このオプションを選択します。部分組立品を別の部署に転送するには、最初に部分組立品をサービス部署の倉庫に返却し、次に他の部署の倉庫に転送する必要があります。倉庫入庫および転送オーダが作成されなければなりません。
  • [外注へ]: 指定した外注先へ部分組立品を転送する場合にこのオプションをオンにします。部分組立品の [参照活動] を指定する必要があります。出庫部分組立品が処理されると、作業オーダの外注活動が作成され、[作業オーダ出庫部分組立品 (tswcs4150m000)] セッションに表示されます。この活動が発行される際には、外注購買オーダおよび原価品目が作業オーダとして生成されます。
  • [廃棄]: 部分組立品を廃棄する場合にこのオプションをオンにします。部分組立品を処理すると、[確認済] チェックボックスがオンに設定され、シリアル状況が修正されます。廃棄の部分組立品は新規の品目と置換できます。[材料の追加] オプションを選択し、[作業オーダ物的資源 (tswcs4110m000)] ラインを生成して、廃棄済の部分組立品を置換することができます。
  • [決定予定]: 部分組立品を保留にしておく場合にこのオプションをオンにします。