作業オーダをクローズする

作業オーダをクローズする方法は、作業オーダの承認およびクローズ、および終了した作業オーダの履歴へのコピーです。

作業オーダのクローズ処理には以下の活動が含まれます。それぞれの活動について、次のセクションで詳細に説明します。

  • 作業オーダ活動の承認
  • 作業オーダのクローズ
  • クローズした、または取り消した作業オーダの履歴へのコピー
  • クローズした作業オーダの削除
  1. 作業オーダ活動の承認

    承認は、船舶や航空機など、安全性が重要な検討事項である製品の修理において重要です。承認ステップにより、関連活動を問題なく完了できます。

    作業オーダ活動を承認するには、[作業オーダ活動 (tswcs2110m000)] セッションを開始して、活動を選択し、[特定] メニューの [承認] をクリックします。作業オーダ活動の状況が [承認済] に変更されます。状況が [発行済] または [完了] の作業オーダ活動のみ承認できます。

  2. 作業オーダのクローズ

    状況が [承認済] または [完了] の作業オーダをクローズできます。作業オーダの作業オーダ活動が未作成の場合は、状況が [完了] の作業オーダを [クローズ] に設定することができます。作業オーダの作業オーダ活動が作成されている場合、作業オーダをクローズする前に各活動を承認済にする必要があります。

    [作業オーダのクローズ (tswcs2265m000)] セッションを使用して、作業オーダの状況を [クローズ] に変更します。

  3. クローズした、または取り消した作業オーダの履歴へのコピー

    クローズした、または取り消した作業オーダは履歴にコピーできます。履歴は後で、解析用途に使用できます。作業オーダを履歴にコピーする操作では、有効なセッションから作業オーダは削除されません。

    [作業オーダを履歴にコピー (tswcs2280m000)] セッションを実行して、状況が [クローズ] または [取消済] の作業オーダを履歴にコピーします。

  4. クローズした作業オーダの削除

    作業オーダのクローズ後、および必要に応じて履歴に作業オーダをコピーした後に、作業オーダを削除することができます。作業オーダは構造内に複数のフォローアップ作業オーダと共に存在できるので、作業オーダ構造全体を削除する必要があります。構造全体、または選択範囲内の個々の作業オーダを削除できます。

    [作業オーダ構造の削除 (tswcs2202m000)] セッションで、状況が [クローズ] または [取消済] の作業オーダを削除できます。