作業オーダ管理マスタデータの設定

作業オーダの定義または処理を行うには、作業オーダ管理マスタデータを設定する必要があります。会社レベルのパラメータだけでなく、作業ロケーション、マスタ工順などの詳細を定義する必要があります。

作業オーダ管理のマスタデータを作成する処理には、以下の活動が含まれます。

  • 作業オーダ管理パラメータの設定
  • 作業ロケーションの定義
  • デポ修理の参照活動の定義
  • マスタ工順の定義
  1. 作業オーダ管理パラメータの設定

    作業オーダの定義または使用を開始するには、まず [作業オーダパラメータ (tswcs0100m000)] セッションで、関連パラメータを確認および設定しておく必要があります。これらのパラメータは、LN での作業オーダの処理方法に影響します。

  2. 作業ロケーションの定義

    [ロケーション (tswcs0125m000)] セッションで、作業ロケーションを定義することができます。

    作業ロケーションは、一般的なロケーション、またはサービス部署で特定のロケーションです。ロケーションを使用して、受け取る部品または修理部品を顧客に返送するまで保管できます。倉庫またはサービス部署のロケーションで品目を受け取ることができます。倉庫を使用する場合、入庫倉庫オーダが作成されます。ロケーションを使用する場合、倉庫オーダは作成されません。品目入庫を使用して、特定のロケーションで品目が受領されたことを示すことができます。

  3. デポ修理の参照活動の定義

    [参照活動 (tsacm1101m000)] セッションで、作業オーダの参照活動を定義することができます。作業管理システムモジュールでは、参照活動を使用して、品目に関するメンテナンスが計画および実行されます。

  4. マスタ工順の定義

    [マスタ工順 (tsacm1101m100)] セッションで、マスタ工順を定義することができます。

    汎用のマスタ工順、およびサービス部署または品目に特定のマスタ工順を定義できます。マスタ工順にマスタ工順オプションをリンクして、作業オーダの実施中に実行されるサービスタイプを決定できます。また、マスタ工順作業をマスタ工順にリンクして、そのマスタ工順用の参照活動セットを定義することもできます。

    [作業 (tsacm2100m100)] セッションを使用して、選択したマスタ工順の作業を定義します。[工順オプション (tsacm1101m200)] セッションを使用して、工順オプションを定義します。次に、[工順マトリックス (tsacm2800m000)] セッションで、工順オプションの定義済作業を選択できます。