計画モード

資源管理ワークベンチには、主要な 2 つの計画モードがあります。

  • 従業員基準計画
  • 設置グループ基準計画

従業員基準計画

このタイプの計画を使用して、サービスオーダ活動、作業オーダ活動、計画活動、プロジェクト活動、ジョブショップ作業、およびプロジェクト (PCS) 活動を従業員に割り当てます。次に示す計画方法に基づいて、これらの活動を従業員に割り当てたり、従業員から割り当て解除したり、従業員に割り当て直したりすることができます。

従業員の利用性に基づく計画: 

この計画方法は、顧客を訪問する従業員の利用性に基づきます。活動を選択した後、ドラッグアンドドロップ機能を使用して、その活動をガントチャートに追加する必要があります。ワークベンチで新規の計画開始時間と計画終了時間が算出されます。ただし、この時間は、活動の所要時間と異なる場合があります。

活動の所要時間に基づく計画

この計画は、該当する活動を実行する従業員の利用性と所要計画開始時間および所要計画終了時間に基づきます。未割当活動を選択すると、その活動を実行できるスキルを備えた従業員のリストが表示されます。ドラッグアンドドロップ機能を使用して、その活動を必要な従業員にリンクさせます。この処理を実行する目的は、計画開始時間と計画終了時間が変更されないようにすることです。

地理的選択に基づく計画

この計画は、特定の地域の活動をグループ化して、移動時間を減らすために使用されます。サービス発生元にのみ適用可能です。マップを使用して、必要な地域の活動を選択します。グリッド内で、該当する地域の未割当活動を選択し、ドラッグアンドドロップオプションを使用して、これらの活動をガントチャートに追加します。必要に応じて、これらの活動を同時に連続して計画できます。

設置グループ基準計画

設置グループ基準計画を使用すると、特定の設置グループまたは品目とシリアルに関してサービスオーダ活動および計画活動を表示/計画することができます。この機能を有効にするには、[設置グループ基準計画] オプションが [ユーザ設定] で有効になっていなければなりません。

この計画はサービス発生元にのみ適用可能です。この計画方法を使用すると、設置グループまたはシリアル番号付品目に基づいて、サービスオーダ活動と計画活動を計画できます。このビューでは、設置グループ別またはシリアル別に予防メンテナンスを効果的に実行し、それに応じて該当するグループのサービス活動を計画することができます。

[設置グループビュー] セクションのツールバーにある [表示] メニューで、各種オプションを切り替えることができます。

このビューでは、ガントチャートとグリッドがサービス活動および計画活動の表示に使用されます。このグリッドを使用すると、計画者は活動を検索または選択し、そのデータをガントチャート上に表示することができます。また、計画者は、さまざまなカラムフィルタをグリッドに適用し、[ガントチャートにフィルタ適用] を使用して、最新のデータをガントチャート上に表示することもできます。

設置別活動

設置グループを基準に活動を表示すると、サービスオーダ活動と計画活動が設置グループごとに表示されます。活動のスケジュール設定を変更し、その変更をアプリケーションに保存できます。

シリアル別活動

シリアルを基準に活動を表示すると、サービスオーダ活動と計画活動が品目シリアルごとに表示されます。活動のスケジュール設定を変更し、その変更をアプリケーションに保存できます。

計画活動を含む

[表示] メニューにあるオプションを使用して、計画活動を含めたり除外したりすることができます。[計画活動を含む] オプションを選択すると、計画活動が取得されてガントチャートおよびグリッドに表示されます。

注: 

計画活動を常に取得できるようにするには、[ユーザ設定] で [計画活動を含む] を設定する必要があります。

ドリルバックオプション

ドリルバックセッションを使用すると、ワークベンチからさまざまな LN セッションにアクセスすることができます。また、活動をダブルクリックすると、サービス活動または計画活動の [詳細] セッションが開始します。

シリアル別活動の表示

特定の設置グループの活動をシリアル番号別に表示するには、その設置グループの右クリックメニューを使用します。

このオプションを使用すると、表示がシリアル別活動に切り替わり、選択された設置グループにフィルタが適用されます。

全面に合せてズーム

ガントチャートの左側のパネルで設置グループ/シリアルをダブルクリックして、その設置グループ/シリアルのすべての活動が表示されるように時間スケールを調整します。