出庫部分組立品活動を元に戻すには

出庫部分組立品 - 処理を元に戻す

出庫部分組立品を処理すると、倉庫オーダ、外注活動、および入庫部分組立品の作成処理が開始されます。出庫部分組立品の状況が処理済に設定されます。

出庫部分組立品に指定した活動が正しくない可能性があります。たとえば、外注先がタスクを実行できない、別の部署が完了する作業が必要である、または部分組立品をロケーションではなく倉庫に移動する必要があるなどです。このようなシナリオでは、[作業オーダ出庫部分組立品 (tswcs4150m000)] セッションで [アクション] メニューの [確認を元に戻す] を使用すると、処理を元に戻すことができます。

ロケーションへの出庫部分組立品のアクション

[出庫部分組立品のアクション] が [ロケーションへ] に設定されている場合、部分組立品は、選択したロケーションにリンクされます。この部分組立品を処理すると、このロケーションの入庫部分組立品が作成されます。

入庫部分組立品が処理される前に、この処理を元に戻すことができます。[確認済] チェックボックスがオフに設定され、関連する入庫部分組立品が削除されます。

作業ロケーションへの出庫部分組立品のアクション

[出庫部分組立品のアクション] が [作業ロケーションへ] に設定されている場合、部分組立品は、選択したロケーションにリンクされます。作業オーダと入庫部分組立品が作成されます。関連作業オーダの [状況] が [フリー] である限り、この処理を元に戻すことができます。[確認済] チェックボックスがオフに設定され、関連する作業オーダと入庫部分組立品が削除されます。

倉庫への出庫部分組立品のアクション

[出庫部分組立品のアクション] が [倉庫へ] に設定されている場合、部分組立品は選択した倉庫にリンクされます。この部分組立品を処理する際に、入庫を管理するための倉庫オーダが作成されます。倉庫への入庫手順が開始する前に、この処理を元に戻すことができます。

[確認済] チェックボックスがオフに設定され、倉庫オーダ、計画在庫処理、および入庫部分組立品が削除されます。

部署への出庫部分組立品のアクション

[出庫部分組立品のアクション] が [部署へ] に設定されている場合、部分組立品は現在の部署以外の部署でメンテナンスされます。このため、部分組立品はサービス部署の倉庫に返品されてから、他の部署の倉庫に転送されます。倉庫入庫および転送オーダが作成されます。また、新しい部署で部分組立品を管理するための作業オーダが作成されます。

倉庫への入庫手順が開始されておらず、関連作業オーダの [状況] が [フリー] のままの場合、この処理を元に戻すことができます。

[確認済] チェックボックスがオフに設定され、関連する倉庫オーダ、計画在庫処理、入庫部分組立品、および作業オーダが削除されます。

外注先への出庫部分組立品のアクション

[出庫部分組立品のアクション] が [外注へ] に設定されている場合、部分組立品は外注先により管理されます。この部分組立品を処理する際に、新規活動は作業オーダにリンクされます。

外注活動の [状況] が [フリー] であり、倉庫への入庫手順が開始されていない限り、この処理を元に戻すことができます。

[確認済] チェックボックスがオフに設定され、関連する倉庫オーダ、計画在庫処理、および関連する入庫部分組立品が削除されます。外注活動も削除されます。[作業オーダ出庫部分組立品 (tswcs4150m000)] セッションの [外注活動] フィールドが消去されます。

廃棄への出庫部分組立品のアクション

[出庫部分組立品のアクション] が [廃棄] に設定されている場合、部分組立品は破棄されます。この活動を処理すると、[確認済] チェックボックスがオンに設定され、フィジカルブレイクダウンが更新されます。

[確認済] チェックボックスがオフに設定され、新規活動が処理された後、シリアル状況が更新されます。