担当区域計画ワークベンチについて

担当区域計画の機能を使用して、担当区域および優先エンジニアのシミュレーションを実行できます。この目的は、地理的な地域内で交換可能な作業をクラスタ化して、移動時間を少なくすることです。

定義済の選択基準を使用して、特定の地理的な地域内で供給される必要があるシリアル番号付品目 (所要能力) を選択することができます。LN では、過去または既知のデータに基づいて所要能力が計算されます。利用可能能力をチェックするために、既存のサービスエンジニア、そしてシミュレーション処理から得られたエンジニアを参照することができます。これにより、計画見込からより多くの柔軟性が得られます。エンジニアのカレンダーおよび利用性タイプを指定すると、LN で利用可能能力が計算されます。シミュレーション結果を使用して、シリアル番号付品目/担当区域の優先エンジニアを修正することができます。

位置

「担当区域計画ワークベンチ」 は 「サービス計画」 モジュールで位置付けされます「サービス計画」 に含まれるモジュールは、「担当区域計画」、「予防メンテナンス計画」、および 「グループ計画」 です。担当区域のエンジンを使用して、シリアルの所要能力と、利用可能能力 (エンジニアまたはシミュレーションエンジニア) とを比較します。このエンジンで、シリアル番号付品目の所要能力と利用可能能力について、可能な限り最適な組合せを計算します。オプションで、エンジニアに担当区域を担当させ、最適な担当区域を計算することもできます。

ワークベンチの開始

ワークベンチにアクセスするには、[担当区域および優先エンジニア計画 (tsspc4100m000)] セッションで計画を選択してから、[担当区域計画ワークベンチ] オプションを選択します。選択した計画は、[担当区域計画ワークベンチ (tsspc8351m000)] セッションにアップロードされます。

レイアウト

参照ポイント、サービスエンジニアのロケーション、中心基準、シリアル番号付品目など、さまざまな制約を考慮しながら、ワークベンチを使用して、担当区域および優先エンジニアのシミュレーションを実行します。

ワークベンチにアクセスすると、シリアル番号付品目、優先エンジニア、および参照ポイントに関連するすべてのデータが取り込まれます。

ワークベンチには、次のセクションがあります。

  • シリアル番号付品目: サービス活動を実行する必要があるシリアル番号付品目をリストします。「計画 A」 または 「計画 B」 の品目は個別またはまとめてリストされます。
  • グラフ: 資源能力 (担当区域/優先エンジニア) をグラフィカルに表示します。
  • マップ: さまざまなアイコンを使用して、シリアル番号付品目、優先エンジニア、参照ポイントなどを図/地理的に示します。
  • 計画 A および計画 B: 計画を表示および比較するために使用します。計画は、担当区域または優先エンジニアに基づいて実行されます。グラフ内の情報は、[基準] フィールドで選択したオプションに基づきます。
  • メッセージセクション: エラー/警告/情報メッセージを表示します。