サービススケジューラワークベンチ

サービススケジューラワークベンチを使用すると、サービスオーダ/活動を計画およびスケジュール設定できます。サービスオーダ/活動のスケジュール設定と発行は、スキル、利用性、ロケーションなど、さまざまな属性に基づいて実行することができます。このワークベンチでは、フィールドサービスエンジニアの活動を効率よく計画したり、活動の視認性を高めたりすることができます。

注: 

ユーザが [ユーザプロファイル別サービスオフィス (tsmdm1155m000)] セッションにアクセスすると、このセッションで該当するユーザにリンクされているサービスオフィスに基づいてデータが入力されます。

サービスエンジニアの活動計画

  • エンジニアの利用性に基づいて、ガントチャート上に活動をドロップする必要があります。ワークベンチが新規の計画開始時間/計画終了時間を計算します。算出された時間は、活動の所要時間と異なる場合があります。
注: 

計画者が既存の活動の近くに活動をドロップすると、それらの活動の割当終了時間の差が 5 分以内である場合は、それらの活動が連続して編成されます。

  • 活動の所要時間に基づいて、まず未割当活動を選択する必要があります。ワークベンチには、その活動を実行できるスキルを備えたエンジニアのリストが表示されます。計画者は利用可能なエンジニアをその活動上にドロップします。
注: 

活動を複数のエンジニアに割り当てるために、計画者は、選択されたすべてのエンジニアを活動上にドロップできます。

  • 地域固有の選択方法に基づいて、地域内の活動を選択する必要があります。グリッドで、その地域の未割当の活動を選択してから、利用可能エンジニアをガント上にドロップします。

複数活動計画

複数活動計画では、時間基準計画と経路基準計画を実行できます。

  • 時間基準

    この場合、計画者は複数の活動を連続して計画できます。計画者は、「前方計画」 または 「後方計画」 のいずれかを選択できます。
    • 前方計画: ガントチャート上で必要な複数の活動を選択します。(左側にポインタが置かれている) 先頭活動を所要時間に移動し、先頭活動の計画開始時間から順次、活動を計画します。また、計画者は、ドラッグアンドドロップオプションを使用して、先頭活動の計画開始時間を変更することもできます。連続活動の 「計画開始時間」 が修正されます。移動できるのは先頭活動だけです。
    • 後方計画: ガントチャート上で必要な複数の活動を選択します。(左側にポインタが置かれている) 先頭活動を所要時間に移動し、最終活動の計画開始時間から順次、活動を計画します。また、計画者は、ドラッグアンドドロップオプションを使用して、最終活動の計画開始時間を変更することもできます。連続活動の 「計画開始時間」 が修正されます。移動できるのは最終活動だけです。
  • 経路基準

    経路基準計画では、グループ内の活動のロケーションによって決定された経路に基づいて、活動のグループを計画することができます。活動に関して移動距離および移動時間が計算されます。距離は、住所に関して取得された GPS 座標に基づいて算出されます。移動時間は、ロケーションで実行する必要のある各種活動の期間と結合されます。詳細については、経路基準計画処理を参照してください。
注: 

ユーザプロファイル。計画担当は、[ユーザ設定] タブにある [複数活動計画] タブで定義されたフィールドを使用して、複数活動計画に必要なデフォルト情報をメンテナンスできます。