交通費ラインの作成および生成

交通費ラインはマニュアルで作成することも、自動生成することもできます。

交通費ラインの作成

  • [移動距離] ラインおよび [移動時間] ライン: 

    [サービスオーダ実際雑費 (tssoc2141m000)] セッションを使用して、交通費ラインをマニュアルで作成できます。LN で、関連フィールドのデフォルト値が設定されます。デフォルトメカニズムについては、交通費ラインのデフォルト設定を参照してください。実際単位原価は実際距離および実際時間に基づきます。実際距離は、[サービスオーダ雑費 (tssoc2142m000)] セッションにマニュアルで入力できます。デフォルトの実際移動時間は、[サービスオーダ時間数 (bptmm1130m000)] セッションから取得されます。[注意]: [サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000)] セッションの [距離および時間に対する交通費合計ライン] チェックボックスがオンの場合は、[移動距離] および [移動時間] ラインをマニュアルで作成できません。
  • [呼出料] 交通費ライン

    交通費ラインをマニュアルで作成すると、LN で、関連フィールドのデフォルト値が設定されます。デフォルトメカニズムについては、交通費ラインのデフォルト設定を参照してください。[注意]: [サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000)] セッションの [距離および時間に対する交通費合計ライン] チェックボックスがオンの場合は、[呼出料] 交通費ラインをマニュアルで作成できません。
  • [移動合計] ライン

    [移動合計] 原価ラインは、マニュアルで作成することができません。[サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000)] セッションの [距離および時間に対する交通費合計ライン] チェックボックスがオンの場合は、LN で合計原価ラインが生成されます。[サービスオーダ雑費 (tssoc2142m000)] セッションで合計交通費ラインを生成すると、移動距離ラインまたは移動時間ライン (あるいは両方) も生成されます。LN で、関連フィールドのデフォルト値が設定されます。デフォルトメカニズムについては、交通費ラインのデフォルト設定を参照してください。移動時間を指定するには、[サービスオーダ時間数 (bptmm1130m000)] セッションを使用します。実際の交通費は、[移動距離] ラインまたは [移動時間] ライン (あるいは両方) に登録されます。[移動距離] ラインまたは [移動時間] ライン (あるいは両方) の販売額は、請求対象の [移動合計] ラインに集計されます。

交通費ラインの生成

交通費ラインは、[移動計画方法] または [交通費ラインの作成時点] に基づいて生成することができます。

移動計画方法に基づく交通費ラインの生成

[サービスオーダ (tssoc2100m000)] セッションの [移動計画方法] フィールドの設定値に基づいて、生成された交通費ラインが [サービスオーダ (tssoc2100m000)] セッションまたは [サービスオーダ活動 (tssoc2110m000)] セッションのいずれかにリンクされます。

  • ヘッダ基準

    [移動計画方法] が [オーダ基準] に設定されている場合は、生成された交通費ラインが [サービスオーダ (tssoc2100m000)] ヘッダにリンクされます。交通費ラインのタイプごとに ([移動距離] または [移動時間])、別々の原価ラインが生成されます。シリアル番号付品目はサービスオーダヘッダに入力できないため、契約適用範囲の基準は、[サービスオーダ (tssoc2100m000)] セッションで定義されている [設置グループ] に関して設定された契約になります。
  • 活動ライン基準

    [移動計画方法] が [活動基準] に設定されている場合は、生成された交通費ラインが [サービスオーダ活動 (tssoc2110m000)] セッションにリンクされます。交通費ラインのタイプごとに ([移動距離] または [移動時間])、サービスオーダに複数の原価ラインが生成されます。契約適用範囲は、[品目] および [設置グループ] に関して定義された契約に適用されます。[サービスオーダ活動 (tssoc2110m000)] セッションで指定された一意の [ロケーション住所] ごとに、交通費ラインが生成されます。LN で、交通費ラインを生成するために、同じ [ロケーション住所] が設定されたすべての活動ラインが分類されます。交通費ラインは、活動ライン番号が最も小さい活動ラインにリンクされます。
注: 
  • [一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションで [交通費計算方法] が [サービスオーダまたは活動基準] に設定されている場合は、サービスオーダまたは活動の [移動期間] および [移動距離] フィールドに基づいて原価ラインが作成されます。

交通費ラインの作成時点に基づく交通費ラインの生成

[サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000)] セッションの [交通費ラインの作成時点] フィールドによって、交通費ラインが生成されるタイミング (オーダの入力時または一括サービス資源計画 (SRP) の実行時) が決まります。

  • 一括 SRP 時の生成

    [サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000)] セッションで [交通費ラインの作成時点] フィールドが [サービスオーダ資源計画時] に設定されている場合は、[サービスオーダ資源計画 (tssoc2260m000)] セッションの実行時に交通費ラインが生成されます。[移動計画方法] の設定値に基づいて、生成された交通費ラインがリンクされます。サービスオーダを再計画すると、既存の交通費ラインが削除され、新規の交通費ラインが作成されます。
  • オーダ入力時の生成

    [サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000)] セッションで [交通費ラインの作成時点] フィールドが [オーダ作成時] に設定されている場合は、サービスオーダの作成時に交通費ラインが生成されます。[移動計画方法] の設定値に基づいて、生成された交通費ラインがリンクされます。[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションで [移動計画方法] フィールドが [オーダ基準] に設定されている場合は、サービスオーダヘッダの作成直後に交通費ラインが生成されます。[移動計画方法] フィールドが [活動基準] に設定されている場合は、サービスオーダ活動の作成直後に交通費ラインが生成されます。