ロケーション

メンテナンス工場内の物理的に認識可能な場所であるサービス部署またはワークセンタに、部品が一時的に保管されます。ロケーションにも、特定作業オーダに属する部品を保管できます。

たとえば、ロケーションには以下のものがあります。

  • 座標系を使用して分割した、サービス部署またはワークセンタの 1 フロア
  • 戸棚の棚の全体または一部

工場ロケーションと作業オーダロケーション

工場のロケーションと作業オーダのロケーションを使用して、以下のものを保管できます。

  • 処理待ちの入庫部品
  • 処理後に出庫する必要のある部品
  • 特定のワークセンタでの処理を待っている部品
  • ワークセンタで処理され、別のワークセンタに出庫する必要のある部品

工場またはワークセンタ内のロケーションは、そこに属するサービス部署によって識別されます。

フォローアップ作業オーダ用のロケーション

フォローアップ作業オーダに使用されるロケーションは、解体された部品用の一時的な出庫ロケーションとなります。これらの部品は別々に処理され、その後組み立てられます。

解体された部品をすべて 1 つのロケーションに保管する場合、デフォルトの作業オーダロケーションが使用されます。これは、初期作業オーダの納入ロケーションとなります。1 つまたは複数の解体された部品を異なるロケーションに保管する場合は、部品ごとにフォローアップ作業オーダが定義されます。初期作業オーダの出庫ロケーションは、その後、関連するすべてのフォローアップオーダ用のデフォルトの出庫ロケーションとして使用されます。

フォローアップ作業オーダは、初期作業オーダの物的資源ラインから生成されます。この作業オーダの物的資源ラインの納入タイプは、「フォローアップ作業オーダへ納入」 です。同時に、納入タイプが 「フォローアップ作業オーダへ納入」 である選択された組立活動に、作業オーダの物的資源ラインが追加されます。