マスタデータの設定 (SOC)

サービスオーダ管理を使用するには、一部の静的データを設定するかチェックする必要があります。この作業には、参照活動活動グループ、およびチェックリストを定義するサービスオーダパラメータのチェックが含まれます。

サービスオーダ管理の設定セッション

次のセッションで、サービスオーダ管理データを入力します。

  • [サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000)] セッションでパラメータを設定します。
  • [参照活動 (tsacm1101m000)] セッションで参照活動を定義します。
  • [活動グループ (tsacm0110m000)] セッションで活動グループを定義します。
  • [チェックリスト (tsmdm0140m000)] セッションでチェックリストを定義します。

サービスオーダパラメータ

[サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000)] セッションを使用して、サービスオーダ管理設定を定義します。

[一般]

サービスオーダおよびサービス見積の番号グループ。この番号グループは、使用できるシリーズ番号を定義します。総マージン管理を有効化して、販売原価または販売に基づいてマージンの上下限を設定できます。

[オーダ]

サービスオーダおよびサービス見積の番号グループ。この番号グループは、使用できるシリーズ番号を定義します。サービスオーダおよびサービスオーダ見積の番号グループを定義するだけでなく、原価計算シートおよびフィールド変更オーダの番号グループも定義することができます。コールがサービスオーダに転送されるときに使用される、デフォルトのサービスタイプおよび原価構成要素を設定できます。

[ブロック]

サービスオーダのブロックおよび警告に使用するパラメータを設定することができます。関連するチェックボックスをオンにすると、オーダの状況が 「計画済」 または 「発行済」 に変更された時点で、LN によってブロック機能が実行されます。また、このブロック機能は、新規サービスオーダを作成するたびに実行されます。次の条件について、ブロックおよび警告のパラメータを設定できます。

[原価計算]

[原価計算] タブでは、組織で使用する原価、それらの原価を捕捉するために使用する原価構成要素、および移動時間の処理に時間会計で使用するデフォルトを定義できます。サービスオーダ用に出庫したが消費しなかった物品の処理には、[返品の納入] 領域を使用します。選択した納入タイプに基づいて、サービスで返品納入が生成されます。

参照活動

[参照活動 (tsacm1101m000)] セッションを使用して、参照活動を定義します。参照活動は活動ライブラリで定義され、マニュアルまたはメンテナンス概念を使用して、サービスオーダにリンクすることができます。参照活動を定義すると、活動で使用する材料、労務、その他所要量をリンクできます。活動をサービスオーダにリンクすると、参照活動の材料および労務などのデフォルトがサービスオーダにロードされます。さらに、活動を適用する設置グループおよびシリアル番号付品目を入力できます。

活動グループ

[活動グループ (tsacm0110m000)] セッションを使用して、参照活動グループをメンテナンスします。セッションの出力または処理の際に参照活動を選択して、参照活動グループを使用できます。

チェックリスト

[チェックリスト (tsmdm0140m000)] セッションを使用して、チェックリストを定義します。必要なメンテナンス活動がすべて実行されるように、サービスエンジニア用のチェックリストを定義できます。チェックリストには、サービスエンジニアが回答する必要がある質問が含まれます。チェックリストはサービスオーダと共に出力でき、その他のサポート文書用に使用されます。チェックリストは、実行した活動に関する情報を持つ紙の文書として役立ちます。チェックリストは、メンテナンス活動にリンクすることも、サービスオーダにマニュアルで入力することもできます。