計画活動をサービスオーダに転送するには

計画活動を作成してサービスオーダに転送するには、この処理を使用します。

  1. 予防メンテナンスシナリオおよび予防メンテナンスラインを定義します。

    [予防メンテナンスシナリオ (tsspc1130m000)] セッションを使用して、予防メンテナンスシナリオをメンテナンスします。このシナリオに基づいて、計画活動で構成されるメンテナンス計画が生成されます。予防メンテナンスシナリオラインを作成またはメンテナンスするには、[予防メンテナンスシナリオ (tsspc1630m000)] セッションを使用します。[予防メンテナンスシナリオ (tsspc1630m000)] セッションでは、品目のメンテナンスシナリオで構成される参照活動をリストできます。次のシナリオがあります。

    • 使用基準 ([使用基準シナリオライン (tsspc1131m100)])例: 10000 km 走行後、またはタイヤの溝が 3 mm を下回ったら、メンテナンスを実行する。
    • 時間基準 ([時間基準シナリオライン (tsspc1131m200)])例: 年間 12 回。時間基準で、事前定義済のパターンに従う。例: 2 カ月後に小規模のメンテナンスを行い、3 カ月後に広範囲のメンテナンスを行い、5 カ月後に小規模のメンテナンスを行う
  2. 活動パターンの生成

    [活動パターンの生成 (tsspc1232m000)] セッションを使用して、品目にリンクされた参照活動に基準に、一連の品目の活動パターンを生成します。

  3. メンテナンスシナリオのルールブック

    予防メンテナンスシナリオ割当ルールを作成およびメンテナンスするには、[メンテナンスシナリオのルールブック (tsspc1135m000)] セッションを使用します。メンテナンス計画を生成すると、このメンテナンスシナリオ割当ルールによって有効なメンテナンスシナリオが決定され、それに基づいて計画活動が生成されます。このセッションを使用して、[サービス品目グループ]、[シリアル番号付品目グループ]、および [設置グループ] を [活動パターンの生成 (tsspc1232m000)] セッションにリンクします。

  4. 計画の生成

    一連の設置グループメンテナンス計画を生成するには、[メンテナンス計画の生成 (tsspc2200m000)] セッションを使用します。

  5. サービスオーダに転送

    計画活動をサービスオーダに転送するには、[計画活動をフィールドサービスに転送 (tsspc2220m000)] セッションを使用します。

    計画活動は次の条件を満たす必要があります。

    • [サービスオーダ] フィールドが空であること
    • 計画活動の状況が 「発行済」 または 「最終」 であること
    • 計画開始時間が指定した範囲内であること
注: 
  • [計画活動をフィールドサービスに転送 (tsspc2220m000)] セッションを開始するには、[サービスユーザプロファイル (tsmdm1150m000)] セッションで自分のログイン用のデフォルト値を定義する必要があります。
  • サービス契約が設置グループを介して計画活動にリンクされており、その設置グループの契約が有効になっている場合は、警告メッセージが表示されます。