計画設備要求の処理
これは、設備要求を 「サービス」 に転送するための前提条件になります。
要求を 「サービス」 に転送するには、[計画設備要求の転送 (tppss6232m000)] セッションの [ ] オプションを使用します。このセッションには、[計画設備要求 (tppss6125m000)] セッションからアクセスできます。
要求が 「サービス」 に転送されると、[発生元] フィールドが [計画設備要求] に設定されている [設備レンタル要求 (tssoc5150m000)] セッションで要求が作成されます。
「計画設備要求」 は、「レンタル設備要求」 の状況が [フリー] の場合には常にマニュアルで削除することができます。「計画設備要求」 を削除すると、リンクされている 「レンタル設備要求」 も削除されます。
「レンタル設備要求」 が 「レンタル契約」 に転送された場合は、「計画設備要求」 をマニュアルで削除することができません。
要求が 「サービス」 に転送されると、「計画設備要求」 を取り消せなくなります。ただし、「レンタル設備要求」 が取り消されると、「計画設備要求」 の状況が更新されて [取消済] になります。この要求を 「サービス」 にもう一度転送することはできません。
取消済の 「計画設備要求」 は、次のように処理することができます。
- 「計画 PRP 購買オーダ」 に転送する
- 新しい 「計画設備要求」 にコピーする
- 削除済
オーダライン残高
[オーダライン残高 (設備) (tppss6501m000)] セッションで次の場合
- 「計画設備要求」 は、「サービス」 に転送されていない限り、「計画設備要求」 として表示されます。
- 「サービス」 に転送された後の 「計画設備要求」 は、「レンタル設備要求」 として表示されます。
- この要求から作成された 「レンタル契約」 の状況が [計画済] に設定されると、この要求が 「レンタル契約」 に置き換えられます。
「レンタル契約」 の状況が [発行済] に設定されると、そのレンタル契約は [オーダライン残高 (設備) (tppss6501m000)] セッションに表示されなくなり、「納入済オーダライン」 にレコードが作成されます。
数量が 1 より多い 「レンタル設備要求」 に対して複数の 「レンタル契約」 が作成された場合は、「レンタル契約」 の状況が最終的に [計画済] または [取消済] に設定されるまで、「レンタル設備要求」 が [オーダライン残高 (設備) (tppss6501m000)] セッションに表示されます。
計画設備要求の原価
「レンタル契約」 に記帳されている原価は、次のように [会計取引 (tpppc2100m100)] セッションにプロジェクトペギング原価として表示されます。
- [取引発生元]: [サービスオーダ]
- [会計取引]: [一般費用]
「レンタル契約」 が完了すると、次のように [会計取引 (tpppc2100m100)] セッションにプロジェクトペギング原価が表示されます。
- [取引発生元]: [サービスオーダ]
- [会計取引]: [サービス仕掛品から転送]