費用負担方法

費用負担方法は、取引先からサービス原価を回収する柔軟的な方法です。

[契約見積適用範囲条件 (tsctm1120m200)] セッションを使用して、適用範囲条件パラメータに値を指定します。

適用範囲条件が時間 (フェーズ) またはカウンタ値の変化に伴って変化する場合、このフェーズ条件 (複数可) には、指定した方法が含まれます。

  • [最高額]

    取引先と合意済の最高原価額です。この値を超えない原価を請求できます。
  • [適用範囲の割合]

    サービス費用を、すべて割り引きして請求します。
  • [割引対象最高額]

    請求金額がこの上限値を超えない場合は、サービス費用全額を割り引きして請求します。最高額を超える原価は、標準の割引率で請求されます。
  • [除外]

    条件を契約適用範囲から除外します。
  • [自己負担]

    設定されている最高額または適用範囲の割合に達しない限り、条件は契約適用範囲から除外されます。最高額に達するか、または適用範囲条件の終了日に達した時点で、この適用範囲はその他の適用範囲条件で提案されます。この適用方法は、保証適用範囲条件には適用できないことに注意してください。
    注: 
    • 適用範囲条件に複数のフェーズがある場合は、各フェーズで異なる費用負担方法を使用することができます。
    • 各フェーズに複数の費用負担方法が必要な場合、これらの方法は関連するフェーズ条件に入れられます。