顧客クレームからの発注先クレーム要求の作成

顧客クレームから発注先クレーム要求を生成できます。[顧客クレームライン (tscmm1110m000)] セッションで [発注先クレームの生成] フィールドが [生成予定] に設定され、かつレコードが保存されている場合は、[発注先クレーム要求 (tscmm1114m000)] セッションでレコードが作成されます。

[発注先クレーム承認で待機] チェックボックスの設定に応じて、2 とおりの方法で発注先クレームを生成できます。

  • [発注先クレーム要求 (tscmm1114m000)] セッションで [発注先クレーム承認で待機] チェックボックスがオンの場合、生成される発注先クレームラインの承認は、生成元となる顧客クレームラインを承認する上で必須です。発注先クレームラインが承認された後でのみ顧客クレームを承認できます。
  • [発注先クレーム承認で待機] チェックボックスがオフの場合、発注先クレームは、顧客クレームラインが承認された後でのみ生成できます。顧客クレームの承認は、発注先クレームの結果による影響を受けません。

顧客クレームの[ライン状況] が [承認済] に設定された後に、[顧客クレームライン (tscmm1110m000)] セッションで [発注先クレームの生成] フィールドが [生成予定] に設定された場合は、顧客クレームがすでに承認済になっていたため、[発注先クレーム要求 (tscmm1114m000)] セッションの [発注先クレーム承認で待機] チェックボックスは無効になります。

[顧客クレームライン (tscmm1110m000)] セッションで [材料の返品必須] チェックボックスがオンになっているが、一部の品目を受け取っていない場合は、発注先クレームを生成してもよいかどうかを確認する質問が表示されます。

[発注先クレームの生成 (tscmm1260m000)] セッションのグループ化機能に基づき、発注先クレーム要求を 1 つの発注先クレームにグループ化できます。詳細については、次のトピックを参照してください: 発注先クレームの生成の 「発注先クレーム要求のグループ化」

[発注先クレーム要求 (tscmm1114m000)] セッションの [発注先クレームの生成] オプションを使用するか、または [顧客クレーム (tscmm1600m000)] セッションの 「顧客クレームヘッダ」 から実際の発注先クレームを生成できます。

「発注先クレーム」 が [発注先クレーム要求 (tscmm1114m000)] セッションから開始されている場合、そのクレームはマーク付ラインでしか実行できません。

[顧客クレーム (tscmm1600m000)] セッションから開始されている場合は、そのクレームの全ラインがチェックされ、[生成予定] に設定されているすべてのラインが処理されます (「発注先クレーム」 生成のためのすべての条件がそのラインで満たされている場合)。

クレームの生成後は、[発注先クレームの生成] フィールドが [生成済] に設定されます。発注先クレームが生成された後は、[発注先クレーム要求 (tscmm1114m000)] セッションでデータを修正することはできません。発注先クレームを削除する場合は、[発注先クレームの生成] フィールドをもう一度 [生成予定] に設定すると、[発注先クレーム要求 (tscmm1114m000)] セッションでデータを修正できるようになります。