ネットワーク計画

クリティカルパス分析機能でネットワーク計画を使用すると、活動関係と制約の分析を実行できます。計画を行うと、プロジェクトの持続時間を計算することもできます。ネットワーク計画は、プロジェクトの実行に必要なすべての活動で構成されます。活動は、[活動関係 (tppss2510m000)] セッションで定義された [関係タイプ] に基づいて相互に依存している 1 つ以上のタスクを表すことができます。ネットワークの活動関係とは、相互に依存する活動を示します。クリティカルパス分析は、プロジェクトの最早開始日、最遅終了日、余裕時間 (スラック) に基づいて実行されます。Infor LN では、ネットワーク計画に関して活動関係、活動とマイルストーンの制約、進捗データが考慮されます。

ネットワーク計画には、以下のデータをメンテナンスする必要があります。

  • 一般プロジェクトデータ
  • プロジェクトの活動
  • マイルストーン
  • 活動関係

ネットワーク計画を設定する場合、作業と活動の実行順が重要です。活動は、連続して実行することも、重複して実行することもできます。

プロジェクトでは、次の計画ができます。

  • [前方] (開始日に基づく)。プロジェクトの [開始日 ] を指定する必要があります。
  • [後方] (終了日に基づく)。プロジェクトの [終了日 ] を指定する必要があります。
  • これは、[プロジェクト (tppdm6600m400)] セッションで指定された [計画方法] に基づきます。

計画方法を修正できるのは、[プロジェクト状況] が [フリー] または [有効] に設定されている場合に限ります。

ネットワーク計画に基づいて、各活動間の関係から、余裕時間が計画に適用されるかどうかを確認することもできます。