LN データと XML のマッピング
マッピングフィールドは、XML ファイルを外部スケジュールパッケージ間でインポート/エクスポートするために必要です。フィールドの命名規則は、Microsoft Project と LN では異なります。
プロジェクトの標準に従ってフィールドを同期し、データの不整合の問題を回避するために、以下の例を参照してください。
例
Microsoft Project では、[カスタムテキスト 1-30] フィールドを使用して非標準の Microsoft Project フィールドをマッピングできます。LN では、これらのフィールドはコード/記述/1 次キー (テキスト 2、テキスト 3、テキスト 1) で使用されます。
Microsoft Project では、タスク名は活動記述として使われることがほとんどです。現在、LN では活動コード/予算ラインがタスク名として使用されています。
解決策:
以下のテーブルフィールドが [外部スケジュールプロセス (tppss231)] で必要です。
フィールド ID | 記述 |
---|---|
tppss231.tkbo |
タスク名前基準 (コード/記述) (デフォルトコード)。 デフォルトオプションは 「コード」 です。ESP に LN プロジェクトが存在し、LN 10.2.1 および 10.3 から 10.4 以降へのアップグレードが実行される場合、SPT を実行して、「コード」 に対するオプションを訂正する必要があります。 注意: コードオプションは、ESP をインストールする前に SPT で指定する必要があります。 |
tppss231.actx | 活動コードのカスタムフィールドテキスト、値 1 ~ 30、デフォルト 2 |
tppss231.adtx | 活動記述のカスタムフィールドテキスト、値 1 ~ 30、デフォルト 3 |
tppss231.aptx | 活動 1 次キーのカスタムフィールドテキスト、値 1 ~ 30、デフォルト 1 |
新規エクスポート/インポートについては、パラメータ値がデフォルト値として使用されます。
所要量
LN では、以下の条件が適用されます。
- フィールドは必須です。
- 活動コードのカスタムフィールドテキスト、活動記述のカスタムフィールドテキスト、活動 1 次キーのカスタムフィールドテキストの値は異なる必要があります。
- インポートの場合、特に新規プロジェクトや新規ラインのインポートについては、MS Project のタスクコードをタスク名 ([タスク名基準] が 「コード」 に設定されている場合) またはテキストフィールドのいずれかを使用して指定する必要があります。
- フィールドは再生成された新規インポートとエクスポートに対してのみ、有効にできます。
計画パラメータ (tppss000) の必須テーブルフィールドを以下に示します。
フィールド ID | 記述 |
---|---|
tppss000.tkbo |
タスク名前基準 (コード/記述) (デフォルトコード)。 デフォルトは 「コード」 を指定してください。 |
tppss000.actx | 活動コードのカスタムフィールドテキスト、値 1 ~ 30、デフォルト 2 |
tppss000.adtx | 活動記述のカスタムフィールドテキスト、値 1 ~ 30、デフォルト 3 |
tppss000.aptx | 活動 1 次キーのカスタムフィールドテキスト、値 1 ~ 30、デフォルト 1 |
例
MS Project にデータをインポートしたとき:
タスク名には活動記述が含まれ、カスタムフィールドテキスト 30 には活動コードが含まれます。これは外部スケジュールインタフェースで構成されます。