見積バージョンを使用するには

見積バージョンは構造要素を使用して定義されます。インポートした活動構造、要素構造、原価構成要素構造、または関連する拡張を構造とすることができます。これらの構造は、既存のプロジェクトからインポートします。また、ユーザ定義構造を見積バージョンにリンクすることもできます。見積バージョンのプロジェクト構造データが定義されていない場合、リンクされた構造のない見積バージョンを使用できます。

[見積バージョン (tpest1100m000)] セッションを使用して見積バージョンを作成できます。

  1. 見積の [バージョン] を指定します。
  2. [見積日]、[為替レートタイプ (原価)]、[通貨]、[為替レートタイプ (販売)] のような情報を指定します。
  3. [バージョン金額] を指定します。[注意]: [収益報酬] + [管理引当金] の値は、バージョン金額以下にする必要があります。
  4. 見積バージョンの構造を定義します。LNでは、2 種類の構造を定義できます。
    • [第一構造]: この構造は、見積バージョンにリンクされ、見積計算に使用できます。この構造を使用して、トップダウン制約 (存在する場合) をチェックします。第一構造は、見積ラインのソートに使用可能な 2 構造のうちの 1 つです。もう 1 つの方法では、ソート構造を使用して見積ラインをソートできます。
    • [追加構造 1]: 追加構造は、第一構造の次に使用されます。ソート構造フィールドに追加構造コードを入力すると、[見積ライン (tpest2100m000)] セッションで見積の代替ビューとしてその構造を使用できます。

    見積は、さまざまなバージョンを持つことができます。各バージョンは固有であり、前のバージョンから派生したものではありません。[見積バージョンのコピー (tpest1201m000)] セッションを使用してバージョンをコピーします。