契約成果物の返品オーダ

顧客が契約成果物品目を返品する場合、返品成果物の作成 (tppdm7200m100) セッションで返品オーダを成果物ラインに関して作成する必要があります。返品オーダは、タイプが [物理的] および [非物理的] である成果物に関して作成できます。契約成果物の返品オーダは、契約成果物ライン、成果物スケジュール、契約出荷、契約請求書のいずれかからマニュアルで入力または作成できます。単一の成果物ラインに関して複数の返品オーダを作成できます。

注:

契約成果物の返品オーダは、成果物ラインの状況が [納入済] に設定されている場合にのみ作成できます。

返品オーダデータは、契約成果物 (tppdm7100m100) セッションおよび契約成果物スケジュール (tppdm7100m200) セッションで表示できます。返品オーダを作成すると、オーダ数量がマイナスで販売額がマイナスのマイナス成果物が作成されます。返品される商品の数量は、マイナスのオーダ数量として表示されます。

注:

返品オーダは、顧客から返品要求を受け取った後、当該商品が返還された場合にのみ作成できます。返品要求 (または指示) なしに商品が顧客から返品された場合、返品された商品は予想外の入庫として記録されます。

返品オーダの作成

返品成果物の作成 (tppdm7200m100) セッションから返品オーダを作成できます。商品の返品理由を指定する必要があります。このセッションは、次のセッションから開始できます。

契約成果物 (tppdm7100m100)
契約成果物スケジュール (tppdm7100m200)
契約 (tpctm1100m000)

契約出荷から返品オーダを作成するには、返品成果物の作成 (tppdm7200m100) セッションの契約出荷フィールドで契約出荷オプションを選択し、出荷コードを指定します。

契約請求書から返品オーダを作成するには、返品成果物の作成 (tppdm7200m100) セッションの契約請求書フィールドで契約請求書オプションを選択し、請求書データを指定します。

LN は、契約成果物 (tppdm7100m100) セッションおよび契約成果物スケジュール (tppdm7100m200) セッションで、オーダ数量 (返品された商品の数量) がマイナスで販売額がマイナスのマイナス成果物ラインを作成します。

返品オーダからマイナス成果物を作成すると、販売額がマイナスであるためにオーダ残高が減少します。契約履歴 (tpctm1102m000) セッションおよび契約成果物モニタ (tppdm7100m400) セッションのデータが更新されます。

注:

契約確認の出力 (tpctm1400m000) セッションで契約成果物チェックボックスと返品成果物を含むチェックボックスをオンにすると、返品オーダデータを契約確認の一部として出力のみにすることができます。