契約データの設定

契約は合意全体を参照し、契約ラインの各種データにデフォルト値を設定します。LN で契約を設定するには、[契約 (tpctm1600m000)] セッションで次のデータを定義します。

[合意] タブ

  1. 契約 ID を作成します。
  2. [販売先取引先 (tccom4510m000)] セッションを使用して、販売先取引先を選択または定義します。
  3. [住所 (tccom4130s000)] セッションを使用して、販売先取引先の住所を選択または定義します。
  4. [取引先役割別窓口 (tccom4545m000)] セッションを使用して、契約データを選択または定義します。
  5. [プログラム (tpctm0110m000)] セッションを使用して、プログラムを選択または定義します。プログラムとは、より多くの利点や制御権を得るために調整された方法で管理される、複数の関連オブジェクトからなるグループです。
  6. [従業員 - 一般 (tccom0101m000)] セッションを使用して、プログラムマネージャを選択または定義します。
  7. [部署 (tcmcs0565m000)] セッションを使用して、販売オフィスを選択します。または、[企業単位 (tcemm0130m000)] セッションを使用して、販売オフィスを選択または定義します。
  8. [従業員 - 一般 (tccom0101m000)] セッションを使用して、契約マネージャを選択または定義します。
  9. [プロジェクト (tppdm6100m000)] セッションを使用して、契約のプロジェクトを選択または定義します。前払要求は、契約または契約ラインにリンクできます。[注意]: 契約の初期フェーズ時では、プロジェクトの定義やリンクを行うことは必須ではありません。プロジェクトが空である契約を作成することもできます。
  10. 適切なメニューの [状況] オプションを使用して、契約の状況を設定します。
  11. 顧客に送信される契約のフェーズ (入札など) を示すには、契約のフェーズを設定します。
  12. 契約タイプを選択します。このフィールドには、次の値を指定できます。
    • 固定価格 - 請求は分割払または納入基準です。
    • 原価補償 – 原価加算請求にのみ適用されます。
    • 時間と資材 – 単位レートおよび原価加算請求です。
  13. 契約の発注日付を入力します。
  14. 契約の発効日と有効期限を入力します。

[販売] タブ

  • デフォルトで、[合意] タブに入力された取引先関連データが設定されます。ただし、これらのデータは修正できます。
  • [追跡] には、契約の作成日と、契約を作成した人員の名前が表示されます。

[参照] タブ

  • このタブを使用して、請求書に出力される参照テキストを入力します。たとえば、窓口の名称や、顧客参照番号などを入力します。

[請求] タブ

  1. 請求タイプを選択します。
  2. [請求方法 (tcmcs0555m000)] セッションを使用して、請求方法を選択または定義します。
  3. [請求サイクル (tpctm0130m000)] セッションを使用して、契約の請求サイクルを作成または定義します。
  4. [周期詳細 (tcccp0143s000)] を使用して、契約の請求サイクルを作成または設定します。
  5. 為替レートを決定する方法を選択します。[注意]: 特定通貨の為替レートを適用する前に、[為替レート (tcmcs0108m000)] セッションの [基準通貨 で表示] フィールドの設定に基づいて、金額をレート係数で割るか、または金額にレート係数を掛け合わせます。
  6. 契約に前払要求を適用できるかどうかを指定します。前払要求は、契約または契約ラインにリンクできます。
  7. 前払の清算割合を入力します。[注意]: 「固定価格」 タイプの契約に関してのみ清算割合を定義できます。
  8. 分割払タイプを選択します (このフィールドは、請求方法が 「分割払」 および 「進捗請求書」 タイプである場合にのみ有効となります)。
  9. [分割払スケジュール (tcmcs2140m000)] セッションを使用して、分割払スケジュールを選択または定義します。[分割払タイプ] フィールドが 「割合」 に設定されている場合にのみ、スケジュールを定義できます。
  10. 契約の分割払に配分されるポイント数を入力します。[分割払タイプ] フィールドが 「ポイント」 に設定されている場合にのみ、ポイントを定義できます。
  11. 分割払の清算割合を入力します。[注意]: 「固定価格」 タイプの契約に関してのみ清算割合を定義できます。
  12. 契約に留保を適用する方法を指定します。次の値を選択できます。
    • すべての請求
    • 進捗基準
    • 留保なし
  13. 留保の割合を入力します。
  14. デフォルトで、[合意] タブに入力された取引先関連データが設定されます。
    • 請求先取引先
    • 住所
    • 契約通貨
    • 為替レートタイプ

[支払] タブ

  1. [支払条件 (tcmcs0513m000)] セッションを使用して、支払条件を選択または定義します。
  2. [支払/回収方法 (tfcmg0540m000)] セッションを使用して、支払方法を選択または定義します。
  3. [回収先取引先別銀行口座 (tccom4515m000)] セッションを使用して、銀行口座コードを選択または定義します。銀行口座コードにリンクされている口座が [銀行口座] フィールドに表示されます。
  4. デフォルトで、[合意] タブに入力された取引先関連データに基づいて、回収先取引先、住所、契約の各データが設定されます。
注: 

契約の (米国政府の要件にしたがった) SF1034 および SF1035 レポートを出力することができます。SF1034 レポートには合計請求金額が含まれ、SF1035 レポートには請求される原価の内訳が含まれます。指定された [請求方法] に基づいてレポートが出力されます。詳細については、次のトピックを参照してください: 請求方法 (tcmcs0155s000)