工具所要計画

工具所要量計画モジュールを使用して、以下の工具の利用性がチェックされます。

  • 企業計画オーダ計画モジュールからの [計画製造オーダ]
  • 倉庫管理在庫分析モジュールからの [製造オーダ勧告]
  • 製造工程管理モジュールからの [製造オーダ]
  • サービスサービスオーダ管理モジュールからの [サービスオーダ]

工具計画は資材資源の概念に基づいています。工具を適所で、適時に、そして適量に計画するうえで重要です。工具は品目とみなされます。

注: 

改訂管理および工具の貸与は工具所要計画モジュールの適用範囲には含まれません。

サービスモジュールでは、サービスオーダ (フィールドの場合) と作業オーダ (メンテナンスの場合) を使用できます。工具を使用した場合には、両方のオーダが工具所要計画に反映されます。

利用率計画 (titrp0513m000) セッションで工具所要量計画が更新されるのは、次のいずれかの条件が該当した場合です。

  • 製造オーダ (tisfc0501m000) セッションで製造オーダ計画が入力または更新されたとき
  • サービスサービスオーダ管理モジュールからの [サービスオーダ] が入力またはメンテナンスされたとき
  • 見積工具所要 (titrp0111m000) セッションで、見積工具所要の工具タイプが変更されたとき
  • [見積工具所要 (titrp0111m000)] セッションで、工具タイプの工具番号が変更されたとき
  • [見積工具所要 (titrp0111m000)] セッションの [工具使用] フィールドが変更されたとき
  • [利用率計画の生成 (計画製造オーダ) (titrp1213m000)] セッションが使用されたとき
  • [工具利用率計画生成 (whina3205m000)] セッションが使用されたとき
  • メンテナンス作業オーダが入力されたとき
  • サービス[サービスオーダ資源計画 (tssoc2260m000)] セッションを実行したとき

工具の利用率計画は、[利用率計画 (titrp0513m000)] セッションで保存します。[工具の利用性チェック (titrp0213m000)] セッションを実行すると、次の情報がレポートに出力されます。

  • 作業、ライン番号または活動ラインの所定日に実際に要求される工具数量をチェックする基準となる所要工具使用量
  • 作業完了のために使用可能な、計画工具使用量
  • 作業ごとの工具不足量
  • 推奨所要購買数量この数量を計算するために使用される公式は、次のとおりです。
工具タイプの不足量/工具寿命 

工具が不足した場合、[製造オーダ (tisfc0501m000)] セッションのデータには影響しません。