製品バリアント構造の生成

選択した構成済品目の製品バリアントの構造は、品目と、その品目の作成に使用される設計モジュール間の関係を指定することで定義されます。一般サブ品目にもさらにサブ品目/設計モジュールを関係付けることができます。設計モジュールのサブレベルは平準化された組立部品 (組立部品表と作業 (tiapl2520m000) セッションで定義) で指定されます。

次の場合に製品バリアント構造が生成されます。

  • 製品バリアントが、主品目と一般サブ品目間の関係に基づき指定および保存された場合
  • 現在のセッションを実行すると、主品目/一般品目と設計モジュール間の関係に基づき、製品バリアント構造が作成されます。

製品バリアント構造の生成 (tiapl3210m000) で製品バリアント構造が作成されるのは、次の条件が満たされている場合のみです。

  • 現在の会社が、[組立計画パラメータ (tiapl0500m000)] セッションでマスタ会社として定義されている
  • [組立計画パラメータ (tiapl0500m000)] セッションで、外部製品バリアント構造チェックボックスがオフである
  • 製品バリアントの計画オフライン日 ([製品バリアント (組立) (tiapl3500m000)] セッションで指定) が、[組立計画パラメータ (tiapl0500m000)] セッションで指定されているタイムフェンス内である
  • [製品バリアント (組立) (tiapl3500m000)] セッションで、製品バリアントの製品バリアント構造生成済チェックボックスがオフである
  • [製品バリアント (組立) (tiapl3500m000)] セッションの削除予定チェックボックスがオフである
  • [製品バリアント (組立) (tiapl3500m000)] セッションの組立ラインフィールドで、[組立ライン構造状況] が [実現] に設定されている。[組立ライン構造状況] は、[組立ライン (tiasl1530m000)] セッションに表示されます。

設計モジュールと部品表 (BOM) の関係が、品目のテンプレート ([一般組立部品表 (tiapl2510m000)] セッションで指定) からコピーされます。一般部品表から取得される情報が、製品バリアントの有効化コード、発効日および失効日に基づいて選択されます。日付範囲は、[製品構成日] ([製品バリアント (組立) (tiapl3500m000)] セッションの詳細で指定) と照合して評価されます。

製品バリアント構造が生成されると、完了レポートが作成され、製品バリアントの製品バリアント構造生成済チェックボックス ([製品バリアント (組立) (tiapl3500m000)] セッションの詳細で指定) がオンになります。

構成可能品目に対して製品バリアント構造も生成できます。構成可能品目を使用すると、構成可能な購買半組立品を含む品目構造を作成できます。

組立管理での購買構成可能品目の調達に関する詳細については、次を参照してください。

  • 「組立管理」 - 「マスタデータの設定」 での構成済品目の調達
  • 「組立管理」 - 「部品表の設定」 での構成済品目の調達
  • 「製品バリアント」 - 「購買構成可能品目」

一般品目は、契約成果物を使用して構成できます。構成の結果として生成される製品バリアントは、再使用可能になるように契約成果物に登録されます。契約成果物にリンクされた一般品目は、成果物の状況が[有効]に設定される前にカスタマイズ品目へと修正できます。

品目を構成するには、カスタマイズ可能品目フィールドが [Yes] でありPCS 使用が [No] に設定されている必要があります。

プロジェクトペグの継承および必須プロジェクトペグチェックボックスは、次の場合に [品目 (tcibd0501m000)] セッションで一般品目について使用できます。

  • デフォルト供給ソースが [ジョブショップ] である
  • カスタマイズ済フィールドが [Yes] に設定されており、PCS 使用が [No] に設定されている