工順作業のメンテナンス

工順とは、品目を製造するために必要な作業の順序です。製造タイプが異なれば、異なる工順タイプを使用できます。

注: 
  • マルチサイト機能が有効な場合、品目とサイトの組合せを対象として工順が定義されます。

  • 工順を作成するサイトの管理権限を持っている必要があります。
  • 同じ工順を複数のサイトで利用することはできません。

サイト別品目 - 製造 (tiipd0151m000) セッションで [参照] メニューの [工順] コマンドを使用して、品目 - 工順 (tirou1101m000) セッションを開始します。これで、選択した品目の工順を管理できます。

  • 非標準工順の場合

    作業および製造品目のコードを入力します。
  • 標準工順の場合

    品目 - 工順 (tirou1101m000) セッションでリストから工順を選択します。
  • 最初の作業番号と関連参照作業を選択します。

    すると他のデータが [参照作業 (tirou4150m000)] セッションから取得されてデフォルトデータとして表示されます。[注意]: 選択できるタスクはサイトにリンクされたタスクだけです。

  • ジョブショップ工順作業 (tirou4101m000) 概要セッションで部品表ラインをダブルクリックして詳細セッションにアクセスすると、特定の品目とサイトの組合せについて工順作業の入力とメンテナンスを実行できます。

作業の資源数の変更: 製造計画 (tisfc0110m000) セッションの [製造の労働資源 (FTE)] フィールドの値を変更すると、作業の資源数を変更できます。[注意]: 資源数を変更してもサイクル時間には影響せず、製造時間は同じままですが、合計製造原価は追加資源の原価の影響を受けます。

作業の資源数の変更

作業必要人員数や作業必要機械数を変更しても製造原価が変化しないようにするには、サイクル時間を再計算する必要があります。作業必要人員数または作業必要機械数を変更すると、サイクル時間を再計算するかどうかを確認するメッセージが表示されるので、ここで再計算を選択できます。

  • [Yes] をクリックすると、サイクル時間が再計算されます。この場合、作業必要人員数または作業必要機械数および合計製造時間が変更されますが、原価は変化しません。サイクル時間の再計算方法の詳細については、作業必要人員数または作業必要機械数の変更におけるサイクル時間の再計算を参照してください。
  • [No] をクリックすると、作業必要人員数や作業必要機械数を変更しても、サイクル時間および製造時間には影響しません。ただし、合計製造原価は、作業必要人員数や作業必要機械数の変更を反映して変化します。