企業単位別標準原価

LN ではすべての品目に標準原価が指定された後ではじめて、品目のオーダの生成が可能になります。

標準原価は標準原価計算 (CPR) モジュールで計算されます。LN では、品目の変更による影響を調べたい場合に、このモジュールで品目の原価をシミュレートすることもできます。

品目の標準原価は、[会社] または [企業単位] レベルで計算されます。

注:

機能を実行するには、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの企業単位別標準原価チェックボックスがオンになっている必要があります。
標準原価を計算する品目の原価計算タイプが [販売体系] である場合、その品目は計算中にスキップされるか、原価構成要素構造にデフォルト設定されます。
原価およびサービス品目標準原価は常に [会社] レベルで定義されます。

標準原価は品目製造方法の財務モデルです。品目は以下のいずれかです。

品目の標準原価は、ロジスティック会社または企業単位ごとに設定されます。標準原価は、品目の評価額の基準として用いられ、1 日に複数回計算することができます。将来参照するために、計算結果はそれぞれ保存されます。

マルチサイト環境では、会社の持つ企業単位とサイトの数に応じて、1 つの品目に標準原価が複数存在することがあります。

品目 - 原価計算 (ticpr0107m100) セッションを使用して企業単位別に品目原価計算データを管理できます。

以下のトピックで原価計算について説明しています。