見積原価の計算
注:
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企業単位別標準原価 機能が有効な場合、特定の品目と企業単位の組合せを対象として見積原価が計算されます。
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原価およびサービス品目標準原価は常に [会社] レベルで定義されます。
見積オーダ原価の計算手順は、標準原価の計算とほぼ同じです。ここでは、相違点についてのみ説明します。
見積オーダ原価の計算には、他のデータソースを使用します。見積オーダ原価は次の値に基づいて算出されます。
- 製造オーダのオーダ数量
- 見積資材
- 製造計画
- 見積オーダ原価に関しては、品目入庫付加費用 (完成品用) のみ計算されます。
次のチェックボックスのいずれかがオフの場合、見積オーダ原価から固定原価が除外されます。
- 標準原価計算パラメータ (ticpr0100m000) セッションの [評価額に固定費を含める] チェックボックス
- プロジェクト管理パラメータ (tipcs0100m000) セッションの [プロジェクト評価に固定費を含める] チェックボックス
- 計算は、製造オーダパラメータ (tisfc0100s000) セッションの [ワークセンタ別会計取引] チェックボックスに影響されます。このチェックボックスがオンの場合、すべての作業の見積オーダ原価が、今回の作業および前回の作業から総計されます。金額は仕掛品振替原価構成要素に保管されます。
見積オーダ原価では会計取引を実行できません。見積オーダ原価は次の用途に使用されます。
- 製造結果の確定
- 仕掛品振替原価
- 付加費用クローズ前の転記
外注とは、製造プロセスの一部を発注先に委託するプロセスです。次の 2 種類があります。
- 計画外外注
- 計画的外注
オーダ見積には常に外注原価が含まれます。