標準品目/カスタマイズ品目/標準受注生産品目に関する評価額

計算済み標準原価および評価額は、次のセッションで実現できます。

  • 標準原価の計算 (ticpr2210m000) セッションおよび標準原価の実現および在庫の再評価 (ticpr2220m000) セッション (標準品目の場合)
  • プロジェクト別標準原価の計算 (tipcs3250m000) セッション (カスタマイズ品目の場合)

実現処理中に、原価構成要素構造 (総計原価構成要素および詳細原価構成要素から構成される)、標準原価および評価額が有効になります。つまり、特定の日付の品目を対象に、構造および価格が格納されます。実現後は、有効な原価構成要素構造を (たとえば組立ラインおよび品目別有効な原価構成要素構造 (ticpr3162m000) セッションで) 表示できます。

品目の原価構成要素構造 (評価方法が標準原価である品目の場合は評価額または標準原価) が変更済の場合、倉庫管理で倉庫の棚卸資産評価額が調整されます。棚卸資産評価額の調整では、実際オーダ価格が品目の棚卸資産評価額になります。訂正された値は財務会計に転記され、再評価オーダコードで保管されます。再評価オーダコードは自動的に生成され、[品目標準原価 (ticpr3501m000)] セッションで表示できます。評価変更内容は、倉庫管理の再評価コードを使って追跡できます。

注: 

[予算] タイプのプロジェクトに関しては原価を実現できません。