組立管理

組立管理モジュールでは、組立オーダをスケジュールし管理できます。組立管理は、フロー組立ラインにおいて複雑な製品のバリアントを大量生産する会社での使用を意図したものですが、オーダ固有の取引処理が用いられている場合は少量組立環境においても使用できます。

以下を用いることによって、システムパフォーマンスが高まる一方、データ保管能力は低下します。

  • ラインステーションベースの取引処理

    期間別に取引が処理されます。
  • ラインステーションバリアント

    オーダは個々にではなく共通バリアント別に保管されます。
  • オーダ内容からフロア在庫を排除

    フロア在庫は、作業指示書に記載することはできますが、バックフラッシュされません。

組立管理の機能は、大きく 4 セクションに分類できます。

  • スケジュール

    組立オーダは組立管理で再混成およびスケジュールできます。
  • 差立

    資材所要をジョブショップまたは発注先へ発送して、作業指示書を出力することができます。これらのプロセスの多くは、プロセストリガによって実行されます。
  • モニタリング

    リアルタイム活動を使用して組立処理を続行するために、LN にイベントをレポートします。
  • 原価計算

    ほとんどの財務計算は、組立管理の有効範囲外で実行されます。原価構成要素は、詳細レベルまたは総計レベル、あるいはその 2 つを組み合せたレベルで定義されます。

パフォーマンスについて

このセッションの設定は、システムパフォーマンスとデータベースの増加に影響することがあります。詳細については、次のトピックを参照してください: 組立管理での削除