組立ライン割当の定義

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割当はプロセスの特徴を定義するために使用されます。組立ライン割当の定義は、組立プロセスがボトルネックなしで進行するように、作業と資源 (オペレータと機械) を組立ラインとリンクさせるプロセスとなります。この関係セットは割当といいます。サイクル時間は各割当について定義されます。サイクル時間はライン速度を示し、ラインのタクトとしても知られています。割当は、日付で有効にできます。

プロセス特徴

割当を使用していくつかのプロセス特徴が定義できます。組立ライン全体に適用可能なプロセス特徴は、ラインレベルの割当を対象に定義されます。ラインステーションに適用されるプロセス特徴は、各ラインステーションに対して割当を作成することで定義します。すべてのラインステーション割当はラインレベルの割当にリンクされます。ラインレベルの割当が有効になると、これにリンクするラインステーション割当がすべて有効化されます。

割当は組立ラインに定義します。割当ごとに、平均サイクル時間および非平均サイクル時間、ならびに割当が有効になる期間を指定します。割当が有効となる期間を定義するには、割当の [発効日] と [失効日] を指定します。

  • ラインに適用される平均サイクル時間割当: 平均割当は、その日付の非平均割当のサイクル時間に基づく平均サイクル時間を指定および使用します。組立管理モジュールでは計画に平均割当が使用されます。計画は、サイクル時間、カレンダー、利用率タイプに基づきます。平均割当は 1 日間有効です。

  • ラインステーションに適用される非平均サイクル時間割当: 非平均割当は、1 日の中の特定の時間に基づきます。非平均ラインレベル割当は、ラインステーションレベルのみにリンクされます。

プロセス特徴を定義するには、次の手順を実行してください。

  1. メイン組立ラインを選択します。
  2. 適切なメニューで [割当] をクリックします。[組立ライン - 割当 (tiasc5510m000)] セッションが開始されます。
  3. 組立ラインの組立割当を定義します。

ラインステーションに対する割当のリンク

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ラインステーションに対して割当をリンクするには、次のステップを完了します。

  1. 組立ラインを選択します。適切なメニューで [割当] をクリックします。[組立ライン - 割当 (tiasc5510m000)] セッションが開始されます。

  2. 上記のステップで定義した非平均ライン割当を選択します。適切なメニューで [ラインステーション割当] をクリックします。[組立ライン - 割当およびラインステーション (tiasc5520m000)] セッションが開始されます。

  3. 組立ラインに属するラインステーションを追加します。

    すべてのラインステーションについて、次の値を指定します。

    • [作業必要 人員数]
    • [作業必要 機械数]
    • すべてのラインステーションの [サイクル 時間の数]。この割当についてラインステーションで 1 つの組立オーダを処理するために必要なサイクル時間の数。この時間はいくつかのサイクルとして表されます。たとえば、サイクル時間が 2 分間の場合、10 分間は 5 サイクルとして表されます。