組立部品所要の計算

次の条件を満たす製品バリアントについて、組立部品所要が計算されます。

  • 要求オフライン日が需要タイムフェンス ([組立計画パラメータ (tiapl0100s000)] セッションで定義) 内にある
  • 引当済組立部品チェックボックスがオフ
  • 削除予定チェックボックスがオフ
  • 組立 状況が [オープン]、[計画]、[凍結] のいずれかである
注: 
  • 需要タイムフェンス外の [日付] を入力した場合、警告メッセージが表示されます。
  • 需要タイムフェンス内に入る製品バリアントが、引当タイムフェンス内にも入る場合があります。このため、組立部品が、組立管理つまり [組立部品引当の構築 (tiasc7240m000)] セッションですでに引き当てられている可能性があります。部品が引き当てられていない場合、またはすべての部品が引き当てられているわけでない場合に、部品が引き当てられていない組立ラインが現在のセッションで考慮されます。組立ライン別の引当状況については、[製品バリアント - 組立ライン (tiapl3520m000)] セッションを参照してください。
  • [組立部品表と作業 (tiapl2520m000)] セッションでフロア在庫チェックボックスがオンになっている組立部品は、現在のセッションでは考慮されません。
  • 現在のセッションでは、セグメントスケジュールに基づいて組立部品所要を計算します。これは概略計算で、処理量が多い場合に便利です。セグメントスケジュールがセグメントスケジュール (tiapl4500m000) セッションに表示されます。
  • 組立管理で行われる組立部品引当と異なり、現在のセッションでは、選択したすべての会社と組立ラインについて所要量を同時に計算します。

最新データに基づいて組立部品所要を計算するために、現在のセッションではまず次のアクションが行われます。

  • セグメントスケジュールを更新します。スケジュールに影響するような変更が検出された場合、またはセグメントスケジュールを更新チェックボックスをオンにしてある場合、セグメントスケジュールが更新されます。
  • 引当状況を更新します。引当状況は組立管理から読み取られ組立計画にコピーされます。引当状況は、[製品バリアント - 組立ライン (tiapl3520m000)] セッションの組立計画および [製品バリアント (組立) (tiapl3500m000)] セッションの詳細に表示されます。
  • 前述した選択基準を満たす製品バリアントの製品バリアント構造を生成します。製品バリアント構造の作成後、[製品バリアント (組立) (tiapl3500m000)] セッションの詳細で製品バリアント構造生成済チェックボックスがオンになります。製品バリアント構造が生成されるのは、[組立計画パラメータ (tiapl0100s000)] セッションで外部製品バリアント構造チェックボックスがオフになっている場合のみです。

これらの準備ステップ後、選択した製品バリアントについて組立部品所要が計算され、この所要が関連するすべての会社の組立計画に転送されます。所要の転送には、日付別会社別に所要が保存されたファイルが使用されます。このようなファイルが書き込まれるディレクトリは、[組立計画パラメータ (tiapl0100s000)] セッションの詳細の組立部品所要ディレクトリフィールドで設定します。

組立部品所要が計算および転送されると、完了レポートが作成されます。

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