ラインステーションバリアント - 組立部品の表示

LSV には特定のラインステーションで複数の組立オーダに使用される同じ作業および資材が含まれ、このようなオーダおよび資材をまとめて保管できるので、組立オーダごとに個々に保管する必要はありません。LSV を使用すると、必要とされるデータの記憶域が少なくて済み、システムのパフォーマンスが向上します。

LSV を変更する場合、変更できるのはオーダ固有の LSV の組立部品だけなので、LSV を特定の組立オーダにリンクさせる必要があります。ただし、自動的に変更を処理できないこともあります。その場合には、変更をソース倉庫または発注先に確実に伝えるために、マニュアルによるアクションが必要である旨を警告するメッセージが表示されます。この問題が発生するのは、現在の日付が対象部品の KIT のタイムフェンス凍結にあたる場合です。つまり、現在の日付が LSO の計画開始日から KIT のタイムフェンス凍結を差し引いた日付以降になる場合です。タイムフェンス凍結は KIT で定義され、KITS が使用されるのは SILS 供給だけであるため、この問題が発生するのは、部品の供給システムがオーダ管理 SILS である場合だけです。

LSV に関連する作業を確認するには、適切なメニューから [作業] を選択します。

注: 
  • 「ラインステーションオーダ」 の 「組立部品」 がすでにバックフラッシュされている場合には、「オーダ固有のラインステーションバンリアント」 に対して 「LSV-組立部品」 を追加または修正することはできません
  • 供給データも表示されます。供給データは、倉庫管理パッケージから引き出されます。倉庫別品目データ (whwmd2110s000) セッションで供給データを変更できます。
  • [プロセス設計数量] または [製品設計数量] が修正された場合、「組立部品引当の構築」 処理は自動的に実行されます。