組立ラインの実現
組立ラインを実現化するときに、組立プロセスをすべて再実行できます。
検証/実現化処理では、組立ラインモデルの整合性をチェックします。
たとえば、検証/実現化処理では次のことをチェックできます。
- ライン構造およびセグメントの不整合はありません。
 - 原価構成要素および計算オフィスは正しく使用されています。
 - ラインセグメント構造の定義。たとえばバッファから開始する場合、チェーン等で接続されます。
 - ワークセンタの定義。供給ラインは、メインラインのラインステーションを供給する必要があります。
 - 割当の定義は正しいです。たとえば、1 個以上の有効な平均および非平均割当が存在する必要があります。
 - 組立ラインにはギャップが存在してはなりません。
 - 組立ラインサイクルにはループが存在してはなりません。
 - 各組立ラインには、企業単位が 1 つ存在する必要があります。
 
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組立ラインを選択します。適切なメニューで [] をクリックします。[組立ラインの有効化 (tiasl1230m000)] セッションが開始されます。
[] のクリックは必須のステップではありません。このステップは、後のプロセスで実行する組立ラインを実現すると自動的に実行されます。この中間的な [] オプションにより、組立ライン構造をチェックできます。
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メインラインおよび供給ラインが選択範囲で指定されていることを確認してください。
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[] をクリックします。レポートをチェックします。処理の実行でエラーが発生しないと、メインラインおよび供給ラインの組立ライン構造の状況が 「検証済」 となります。
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ラインの 「有効」 状況をチェックします。ラインが作成済/有効/実現済となると、ラインが変更され 「有効」 状況に設定/リセットされます。
 
他の会社への複製
複数の会社が存在し、それらの会社に複数会社の段取、または個別のマスタ会社の単一会社段取が指定されている場合、マスタ会社の組立ライン構造を、組立ライン構造の組立ラインに定義されている会社に複製する必要があります。組立ライン状況が [修正] の場合、複製の前に組立ラインの有効化が実行されます。
エラー
次のエラーが発生した場合、エラーレポートが出力され、組立ラインの状況が [修正] に設定されます。
- 実現化プロセスで、組立ライン (構造) にエラーが検出された
 - 複製に失敗した