設計データ管理 (EDM) における有効化構成

設計データ管理において有効化構成を設定して使用するには、共通情報有効化構成モジュールを使用する必要があります。データの設定については、有効化構成を設定するにはを参照してください。

品目設計時に有効化構成を使用するには、次の手順を実行します。

  1. [設計部品表 (tiedm1110m000)] セッションで、設計部品表 (EBOM) を定義します。部品表ラインに例外をリンクするには、該当する部品表ラインを選択して、適切なメニューの [例外] をクリックします。[例外 (tcuef0105m000)] セッションが開始されます。完成品がすでに定義済の場合は、完成品の有効化コードを使用できます。完成品が未定義の場合は、設計品目の有効化コードを使用してください。
  2. 設計部品表に例外を用いる目的は、一般設計を設計することにあります。これは、設計の終了時に、製造部品表に例外をすべてコピーする必要があることを意味します。設計部品表、およびこの部品表にリンクされている例外を製造部品表にコピーするには、[設計部品表のコピー] セッションを使用します。コピープロセス時には、品目 – 有効化コードシリーズ内の設計品目を一般完成品で置換できます。この置換を行うために、[品目 - 有効化コードシリーズの再リンク (tcuef0201m000)] セッションが開始されます。
  3. 特定の時点で、一般完成品を定義する必要があります。これが、販売オーダライン上で使用される品目です。明確にするために、設計品目にまだリンクされている品目 – 有効化コードシリーズを、完成品にリンクする必要があります。[品目 - 有効化コードシリーズの再リンク (tcuef0201m000)] セッションを使用して、有効化コードシリーズを設計品目から完成品に再リンクします。このセッションは、[品目 - 有効化コードシリーズ (tcuef0101m000)] セッションの適切なメニューから開始できます。

設計データのファイナライズ

[設計データの仕上げ (tiedm3240m000)] セッションを使用して設計部品表を PBOM にコピーする場合、以下のように進めます。[品目 (tcibd0501m000)] セッションで、完成品の有効化構成供給チェックボックスがオンの場合、有効化構成報告書はコピーされません。