ジョブショップ部品表 (JSBOM) の代替資材

ジョブショップ部品表の代替資材は、次の方法で設定および管理できます。
注: 
  • マルチサイト機能が有効な場合、標準資材と代替資材は特定の計画クラスタを対象として管理されます。
  • 代替資材製造オーダにのみ適用されます。外注購買オーダには適用されません。
  • このトピックで説明する代替資材と、代替品目 (tcibd0505m000) セッションで定義する代替品目は区別する必要があります。
  • 標準原価計算では、代替資材は考慮されません。計算は、ジョブショップ部品表内で指定された資材の原価に基づいて実行されます。

制約

  • 代替資材の正味数量は標準資材と同じです。
  • 代替資材の仕損および産出率などの特徴の値は標準資材と同じです。
  • 使切資材と代替資材の資材-工順関係は標準資材と同じです。
  • 部品表ライン上の構成要素が標準品目 (プロジェクトセグメントが空の品目) である場合、関連付けられた代替資材も標準構成要素でなければなりません。
  • 部品表ライン上の構成要素がプロジェクト品目 (プロジェクトセグメントが指定された品目) である場合、関連付けられた代替資材のプロジェクトセグメントは次のどちらかの状態でなければなりません。

    • 主品目のプロジェクトセグメントと同じプロジェクトが指定されている
    • 空 (代替が標準品目)
  • 部品表ラインの構成要素がファントムの場合は、この構成要素に代替資材を定義することはできません。
  • 代替資材の優先順位

    それぞれの代替資材の優先順位を指定できます。標準資材が在庫切れになった場合、LN では優先順位の最も高い代替資材が最初に試されます。その資材も使用できない場合、LN ではその次に優先順位の高い代替資材が試されます。

  • 古くなった品目の残余在庫を使い切るには

    [ジョブショップ資材リスト (tibom3610m000)] セッションの部品表ラインで、複数の代替を許可チェックボックスがオンになっていると、LN で、資材所要量を複数の代替資材に分割することや、部分的に代替資材を使用することができます。

    例: 10 個の資材が必要で、そのうち 6 個のみを使用できる場合、オリジナルの 6 個をまず使用してから、4 個を代替資材で補充することができます。

  • 代替資材のチェック

    パラメータの設定に応じて、製造オーダのライフサイクルのうち以下のいずれかまたは複数の時点で、LN は代替資材を必ず使用する必要があるかどうかをチェックできます。

    • 企業計画計画製造オーダを生成するとき
    • 工程管理製造オーダが作成されるとき
    • 既存の製造オーダのために [見積資材の代替生成 (ticst0216m000)] セッションを実行するとき
    • 倉庫管理出庫勧告を生成するとき

    詳細については、代替資材の検索を参照してください。