口座引落手順

口座引落を処理するには、次のセッションを使用します。

  1. [口座引落用請求書の選択 (tfcmg4220m000)]
  2. [口座引落バッチの監査 (tfcmg4255m000)]
  3. [口座引落の振替 (tfcmg4260s000)]

[口座引落用請求書の選択 (tfcmg4220m000)]

[支払/回収方法 (tfcmg0540m000)] セッションの [口座引落委任必須] および [XML ファイル] チェックボックスがオンの場合は、口座引落伝票の顧客、顧客の銀行、および予定口座引落日に基づいて、口座引落委任がデフォルト設定されます。複数の委任がある場合は、署名日付が最新となっている委任がデフォルト設定されます。

[口座引落用請求書の選択 (tfcmg4220m000)] セッションの [初期引落委任のみ選択] チェックボックスがオンの場合は、初期引落委任が存在する請求書だけが選択されます。初期委任とは、順番タイプが FRST (第 1) または OOOF (1 回限り) である委任のことです。

[初期でない引落委任のみ選択] チェックボックスがオンの場合は、初期でない引落委任が存在する請求書だけが選択されます。

指定される委任は次の条件を満たしていなければなりません。

  • 口座引落の顧客が、口座引落通知と委任で一致している
  • 顧客銀行が、口座引落通知と委任で一致している
  • 口座引落通知会社、つまり口座引落通知が作成された会社と、委任の支払会社が一致している
  • 予定口座引落日が委任の署名日より後になっている
  • 予定口座引落日が委任の初回徴収日より後になっている (指定されている場合)
  • 予定口座引落日が委任の最終徴収日以前になっている (指定されている場合)
  • 1 回限りの徴収の場合は、[定期徴収] チェックボックスがオフになっており、委任がすでに使用されているため、再使用することができません。

[口座引落バッチの監査 (tfcmg4255m000)]

回収方法の [口座引落委任必須] チェックボックスがオンになっている口座引落バッチで、委任が指定されていない場合、監査処理が中止され、エラーメッセージが表示されます。

[支払/回収方法 (tfcmg0540m000)] セッションの [国際銀行口座必須] チェックボックスがオンの場合は、取引先の国際銀行口座番号が監査されます。次に、[XML 支払/回収レイアウト (tfcmg0524m000)] セッションで BIC を表すタグが必須に設定されて選択されていることを前提として、取引先の取引銀行の BIC も監査されます。

[口座引落の振替 (tfcmg4260s000)]

[口座引落の振替 (tfcmg4260s000)] セッションの [読取可能 XML 出力の作成] チェックボックスをオンにした場合は、さらにスペースとタブを追加して、生成された XML が簡単に読み取れるようにフォーマット設定されます。これによって、エラーをマニュアルでチェックできるようになります。作成されたファイルが別のシステムで直接処理される場合には、このチェックボックスをオフにすることをお勧めします。

回収方法の [XML ファイル] チェックボックスがオンになっている口座引落を振り替えると、XML ファイルがサーバ上に作成されます。