支払方法の修正

SEPA 機能を使用するには、支払方法のデータ設定にいくつかの変更を加える必要があります。これらの変更を適用するには、次のセッションにアクセスします。

  • [支払/回収方法 (tfcmg0540m000)]
  • [銀行/支払方法別データ (tfcmg0545m000)]

[支払/回収方法 (tfcmg0540m000)]

SEPA 貸方振替/口座引落に使用する支払方法で、[XML ファイル] チェックボックスがオンになっていることを確認します。これにより、[支払/回収レポートグループ] フィールドが使用できなくなります。

フィールド 記述
口座引落委任必須 このチェックボックスがオンの場合は、有効な口座引落委任を口座引落通知にリンクさせる必要があります。「口座引落委任の作成」 を参照してください。
支払/回収フォーマット者 [ファイル] を選択した場合は、支払ファイルを LN で作成する必要があるか、CreditTransferBOD を処理できる外部システムで作成する必要があることを指定できます。
支払/回収レポートグループ

SEPA 支払および口座引落では、2 つのレポートが使用できます。

  • レポート 69 - 仕様レポート
  • レポート 70 - 関連伝票

どちらのレポートにもハッシュコードが含まれています。

このフィールドまたは [追加のレポート] フィールドで、いずれかのレポートを選択できます。

デフォルトレポートデバイス [支払/回収レポートグループ] フィールドで指定されたレポートを出力するデバイス
追加のデフォルトレポートデバイス [追加のレポート] フィールドで指定されたレポートを出力するデバイス
国際銀行口座番号口座

このチェックボックスがオンの場合は、支払用および口座引落用に銀行の国際銀行口座番号が使用されます。

このチェックボックスがオフの場合は、支払用および口座引落用に取引先の銀行口座番号が使用されます。

国際銀行口座番号および/または取引先の銀行口座番号は、次のセッションで定義できます。

  • [支払先取引先別銀行口座 (tccom4125s000)]
  • [回収先取引先別銀行口座 (tccom4115s000)]
国際銀行口座必須 このチェックボックスがオンの場合は、支払または口座引落通知の監査時に、債権者または債務者の国際銀行口座番号が利用可能かどうかがチェックされます。

この監査は支払および口座引落処理の最初のステップの 1 つです。国際銀行口座番号がない場合、どの債権者または債務者の国際銀行口座番号がないかを特定するレポートが出力されます。

[銀行/支払方法別データ (tfcmg0545m000)]

  1. [銀行/支払方法別データ (tfcmg0545m000)] セッションで、該当する銀行/支払方法をダブルクリックします。
  2. [銀行/支払方法別のデータ (tfcmg0145s000)] 詳細セッションで、生成された XML ファイルのレイアウトとパスを指定し、これらを銀行/支払方法にリンクします。

    XML ファイルのパスの末尾は ~ にする必要があります。これはファイル名を表します。

日付: 2015 年 3 月 21 日

パス ファイル作成で含める項目 ファイル名
/home/username/~~~~ 現在の日と月から作成される名前 0321
/home/username/~~~~~~ 現在の日付、月、および年 (2 桁) から派生した名前 150321
/home/username/~~~~~~~~ 現在の日付、月、および年 (4 桁) から派生した名前 201503021

現在の日付をファイル名として持つファイルを複数作成することができます。ファイル名の終わりにシリアル番号が追加されます。パスには # が含まれます。この記号は、1 日で作成されたファイルのシリアル番号を表します。

日付: 2015 年 3 月 21 日

パス ファイル作成の上限数 ファイル名
/home/username/~~~~~~~~.# 現在の日付とシリアル番号をファイル名として持つ 9 つのファイル 20150321.1 から 20150321.9
/home/username/~~~~~~~~.## 現在の日付とシリアル番号をファイル名として持つ 99 のファイル 20150321.1 から 20150321.99
/home/username/~~~~~~~~.### 現在の日付とシリアル番号をファイル名として持つ 999 のファイル 20150321.1 から 20150321.999