在庫勘定の取引

在庫勘定はその特性上、期間内のどの特定時点においても貸借が一致しないのが一般的です。調整要素別 (たとえば、品目別、品目グループ別、倉庫別) レポートを得るには、調整レポートを出力します。

「在庫」 調整グループを先に調整し終えた後で、調整データの受入が可能になります。

在庫勘定を分析するには、残高のある調整データのレポートをより高いレベルで (たとえば倉庫品目別に) 出力します。[調整データの出力 (tfgld4495m000)] セッションで、期間の全範囲を選択します。

取引がアーカイブ済または削除済の場合、結果レポートに調整要素 (品目) 別在庫がリストされます。このレポートは [在庫評価の実行 (whina1210m000)] セッションで出力されたレポートに準拠していなければなりません。在庫処理がアーカイブ済または削除済の場合、調整開始残高をマニュアルで作成できます。

注: 

調整レポートは財務会社別です。在庫評価レポートには、企業単位を介して財務会社にリンクされている全倉庫を対象として含めるとともに、それ以外の倉庫を対象から外す必要があります。