調整プロセスを完了するには

定期的に調整グループの調整プロセスを完了してアーカイブし、調整データのログを削除することができます。

完了プロセスには以下のステップがあります。

  1. 調整データの最終受入

    調整データの最終受入によりデータが解除されて、アーカイブや、調整データと作業管理の対応する取引のログの削除が可能になります。

    [調整データの最終受入 (tfgld4295m100)] セッションで調整グループを選択します。

    注意: 調整グループの 最終受入基準   が [適用なし] 以外の場合、調整グループのビジネスオブジェクト (オーダ、契約など) は状況が [クローズ] または [完了] でなければなりません。

    [処理] をクリックすると、LN はいくつもの条件をチェックし、条件を満たす取引の状況を [最終受入] に設定します。

    在庫のような明確な終了残高のない調整グループについては、[ライフタイムをチェックしない] チェックボックスをオンにすることをお勧めします。このチェックボックスがオンの場合、作業管理においてビジネスオブジェクトの状況が無視されます (たとえば、在庫オーダの状況は必ずしも [クローズ] でなくてもかまいません)。その後、レポートのソート基準にすべきエンティティ (たとえば、調整要素やビジネスオブジェクトなど) を選択することができます。

  2. 期間状況を [調整期間] に設定します。

    [調整およびアーカイブ期間状況 (tfgld0177m000)] セッションで、調整を済ませた調整グループを選択し、調整を行った会計年度と会計期間を入力します。

  3. 作業管理で取引をアーカイブし、削除します。
  4. 調整データをアーカイブし、削除します。

調整データのログを財務会計から、対応する取引を作業管理から定期的に削除できます。詳細については、調整データをアーカイブおよび削除するにはを参照してください。