月次請求書
これは日本に特有の機能です。
日本などの一部の国では、定期的な取引がある顧客に対しては納入ごとに販売請求書を送付するのではなく、月次請求書を送付する方式が一般的です。クローズ方法で、月次請求書を作成する日付および頻度を定義できます。
受領した商品またはサービスの顧客承認後、顧客によって自己請求請求書が作成されます。顧客は支払請求書を選択する際に月次請求書を参照できます。
注:
月次請求書と自己請求手順のどちらでも、複数の出荷をまとめて請求書に計上することはできません。LN は、出荷ごとに承認済数量の支払スケジュールラインを作成します。詳細については、出荷に対する回収 - 概要を参照してください。
選択した請求書では、発注先と交わした支払合意に従って支払が行われます。たとえば、請求額の一部を銀行取引で支払い、一部を手形で支払うことができます。支払合意のみでなく、どちらが銀行手数料を支払うかについても取り決める必要があります。
発注先は受領した金額を前受金として登録し、出荷明細にもとづいて請求書に金額をマニュアルで割り当てます。
発注先である会社が別の会社の顧客でもある場合、購買請求書を販売請求書と相殺することで、未決済残高を求めることができます。
注:
販売オーダに対する請求書だけでなく、プロジェクト、サービスオーダ、およびサービス契約についても月次請求書を作成できます。
顧客に対する月次請求書: 顧客に対する月次請求書を作成するには、次の機能を設定できます。
- 月次請求書を設定するにはで説明されている月次請求書
- 顧客承認で説明されている顧客承認
発注先からの月次請求書: 発注先から月次請求書を受領した場合は、次の機能を設定できます。
- 自己請求で説明されている自己請求
- 支払合意の使用で説明されている支払合意
- 銀行手数料で説明されている銀行手数料