年度のクローズ (tfgld6203m000)
セッションの目的: 会計年度をクローズし、その年度のデータを使用して新規会計年度の最終開始残高シートを決定できるようにします。
[年度のクローズ (tfgld6203m000)] セッションでは、次のチェックが実行されます。
- クローズ年度については、ファイナライズ済バッチしか存在しません。
- [自動調整 (tfgld6202m000)] は正常に完了しています。
- 全期間の状況は [本締め] です。
- 期末残高について自動調整方法が 「個別」 である場合、すべての元帳勘定の残高はゼロである必要があります。
- 期末残高について自動調整方法が 「個別」 である場合、開始残高および期末残高の元帳勘定を [財務会社パラメータ (tfgld0503m000)] セッションで指定する必要があります。
処理
次の手順が実行されます。
- 期末残高について自動調整方法が 「個別」 でない場合、新年度の期首残高が作成されます。
- 期末残高について自動調整方法が 「個別」 である場合、取引通貨に応じて次のように 2 つの振替仕訳が作成されます。
- 期首残高を評価勘定として使用して振替仕訳が作成され、非損益勘定が調整されます。この振替仕訳は、非損益勘定に対して [自動調整 (tfgld6202m000)] セッションで作成された振替仕訳を反転したものですが、期末残高勘定のみ除外されます。
- 振替仕訳が自動的に作成され、ステップ 1 で利益剰余金に対して作成された振替仕訳の専用の期首残高勘定が調整されます。
- 現在の会計年度を次年度に変更します。
年度がクローズされると、その年度に対して会計取引をさらに入力したり、修正したりすることはできません。
- 会社
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セッションが実行された現在の会社番号です。
- 当会計年度
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当会計年度
- 次の会計年度
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次期会計年度
- 取引タイプ
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タイプ[開始残高]の取引タイプを入力して次の会計年度の開始残高を作成します。
指定可能な値
開始残高タイプの取引タイプを選択します。
- 記述
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取引タイプの記述
- 法定書類
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法定開始残高の伝票番号
デフォルト
最初の空き伝票の番号です。
- 補完書類
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補完開始残高の伝票番号
デフォルト
最初の空き伝票の番号です。
- 取引入力日
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取引日。通常、この日付は伝票日付と一致します。
デフォルト
現在の日付
- 伝票日付
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伝票日付
デフォルト
現在の日付
新規会計年度の開始残高に振替される現在の年度の最終金額に対して伝票が作成される日付
- 会計期間
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会計年度をクローズする会計期間
デフォルト
入力された取引日に基づく会計期間です。
- レポート期間
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会計年度をクローズするレポート期間
デフォルト
入力された取引日に基づくレポート期間
- 税金期間
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会計年度をクローズする税金年度
- 税金期間
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会計年度をクローズする税金期間
- 取引参照
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すべての取引ラインにリンクされた参照
- バッチ参照
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バッチ参照