調整開始残高 (tfgld4195m000)

セッションの目的: レポートの残高を調整するために開始残高が必要な場合に、調整の開始残高を作成します。

開始残高の作成は次の状況で必要です。

長期のプロジェクトやオーダなど、調整するビジネスオブジェクトに寄与する取引をアーカイブする場合は、ビジネスオブジェクトの開始残高を作成できます。[作業管理 - 財務調整 (tfgld4595m000)] セッションで取引を選択して、適切なメニューの [調整開始残高の作成] をクリックします。
LN を使用して作成を開始した場合は、元帳勘定の既存の残高を開始残高として財務会計に入力する必要があります。調整設定の一部として、仕掛品 (WIP) 勘定と在庫勘定など、使用する調整グループに対して同一の開始残高を調整データ (tfgld495) テーブルで作成する必要もあります。

注:

開始残高はログ済の｢調整データ (tfgld495)｣テーブルにのみ影響し、調整レポートの作成に使用されます。取引は元帳勘定に転記されません。

財務会社

開始残高を作成する財務会社

入力の種類

このセッションでは、入力の種類は常に[開始残高]です。

調整エリア

開始残高を作成する調整エリア

調整サブエリア

開始残高を作成する調整サブエリア

調整サブエリア

開始残高を作成する調整エリアおよびサブエリアの記述

統合伝票タイプコード

開始残高に使用される統合伝票タイプの内部コード

開始残高の統合伝票タイプは、[マッピング体系データの初期化 (tcfin0210m000)] セッションの実行時に作成されます。

統合伝票タイプコード

開始残高の統合伝票タイプ

作成日

開始残高の作成日

一意な識別子

開始残高の作成時刻

ロジスティック会社

開始残高を作成するロジスティック会社

ビジネスオブジェクト

このセッションを[作業管理 - 財務調整 (tfgld4595m000)] セッションから開始すると、このオブジェクトが選択済取引ラインのビジネスオブジェクトになります。

開始残高は、オーダやプロジェクトなど、選択済ビジネスオブジェクトだけに適用されます。

このフィールドが空の場合、開始残高は調整エリア全体に適用されます。

ビジネスオブジェクト ID

選択済ビジネスオブジェクトのビジネスオブジェクト ID

数量

選択済取引で処理される数量

単位

数量を表す単位

調整値 (要素)

選択済取引の調整要素の値

借方/貸方

開始残高の金額のタイプ

取引額

取引通貨で表示される開始残高の金額

取引通貨

取引通貨

金額 (自国通貨)

自国通貨で表示される開始残高の金額

金額 (自国通貨)

自国通貨

元帳勘定

調整の開始残高の作成に必要な元帳勘定

注:

開始残高はログ済の｢調整データ (tfgld495)｣テーブルにのみ影響し、調整レポートの作成に使用されます。取引は元帳勘定に転記されません。

元帳勘定

コードの記述または名称

ディメンション

調整の開始残高を作成するディメンション

取引日

開始残高を作成した日付と時刻

会計期間

開始残高が有効な会計年度

会計期間

開始残高が有効な会計期間

受入

このチェックボックスがオンの場合、取引は[調整データの受入 (tfgld4295m000)] セッションで受入済です。

最終受入

このチェックボックスがオンの場合、取引は[調整データの最終受入 (tfgld4295m100)] セッションで受入済です。

自動開始残高

開始残高が[調整データのクローズ (tfgld4295m900)] セッションで作成されたかどうかを示します。

注:

このフィールドは読取専用です。