日次残高 (tfgld2531m000)
セッションの目的: [勘定科目表 (tfgld0508m000)] セッションの [日次残高] チェックボックスがオンになっている元帳勘定の日次残高を分析します。
このセッションでは、選択された元帳勘定に転記されたファイナライズ済取引のうち、選択された日付範囲内に伝票日付が収まっているものがすべてリストされます。
セッションでは次の事項が表示されます。
- 各取引による元帳勘定残高への影響
- 日付範囲の最初の日付時点の元帳勘定の開始残高
- 日付範囲の最終日付時点の元帳勘定の期末残高
- 特定の日付範囲を対象とした貸方側および借方側の総計額
取引伝票日付を基準とした表示金額がすべて計算されます。たとえば、選択された日付範囲が 2 月 1 日から 2 月 29 日の場合、伝票日付が 2 月の取引のうち 1 月に転記されたものは、2 月 1 日の開始残高に算入されません。
単一の伝票日付時点の取引を分析するには、[伝票日付] フィールドおよび [伝票日付終了] フィールドに同じ日付を入力します。
表示データ用にフィルタを定義することができます。たとえば、特定ディメンションをフィルタ基準にした場合、設定したディメンション範囲内のディメンションを持つ取引のみがリストされ、フィルタされた取引のみを対象に日次合計および期末残高が計算されます。ただし、開始残高は変更されず、日付範囲の最初の日付までの取引がすべて計上されます。
このようにして、選択された元帳勘定の特定ディメンションの取引を分析し、これらの取引による残高への影響を確認できます。
- 会社
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レポートを作成する対象の財務会社
- 元帳勘定
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レポートを作成する対象の元帳勘定
[勘定科目表 (tfgld0508m000)] セッションの[日次残高]チェックボックスがオンになっている元帳勘定に対してのみ、このコマンドを使用できます。
- 伝票日付
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[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: レポートに計上される取引の伝票日付
- 自国通貨
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自国通貨
[ツール] メニューから [通貨変換] を選択して自国通貨を切り替えます。
- 開始残高
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元帳勘定の開始残高
- 借方金額
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記載された取引の借方合計金額
- 貸方金額
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記載された取引の貸方合計金額
- 期末残高
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元帳勘定の期末残高