納税申告マスタ (tfgld1620m000)
セッションの目的: 作成する必要のある納税申告書ごとに納税申告マスタを定義します。納税申告マスタには、静的データ (たとえば、課税国、所轄税務署、納税申告タイプ) が含まれます。
納税申告マスタはコードでは識別されませんが、以下の組合せに対して一意である必要があります。
- 納税申告タイプ
- 税金分類 (存在する場合)
- 所轄税務署
- 課税国
納税申告タイプには、次のものがあります。
- [VAT] (売上税勘定科目を含む)
- [源泉所得税]
- [社会献金]
納税申告タイプおよび税金分類の組合せごとに、納税申告マスタを作成できます。[税金分類] フィールドを空のままにした場合、特定の納税申告マスタが未定義の税金分類すべてに納税申告マスタが使用されます。
[納税申告マスタ別税金位置] タブは納税申告マスタ別税金位置 (tfgld1121m000) セッションを示しており、これを使用して納税申告書のボックスを定義できます。
納税申告書の各ボックスで、[納税申告マスタ別税金位置] タブの [新規] をクリックします。[納税申告マスタ別税金位置 (tfgld1121m000)] 詳細セッションが開始されます。納税申告書のボックスに対応する税金位置を選択します。
- 一般
-
- 一般
-
- 納税申告タイプ
-
納税申告のタイプ ([VAT]、[源泉所得税]、または[社会献金])
売上税勘定科目用の納税申告マスタを作成するには、[VAT] を選択します。
- 税金分類
-
税金の種類を識別し、グループ化する方法。照会、レポート、税金の支払の選択に使用されます。たとえば、社会献金に関して失業保険や医療保険の分類を必須にすることができます。
納税申告タイプおよび税金分類の組合せに応じた、納税申告マスタを作成できます。この[税金分類]フィールドを空のままにした場合、特定の納税申告マスタが未定義の税金分類すべてに納税申告マスタが使用されます。
納税申告のタイプが [VAT] の場合、このフィールドは通常、空になります。
- 所轄税務署
-
納税申告マスタを定義する対象の所轄税務署
- バージョン
-
納税申告マスタを識別するコード
- 記述
-
納税申告マスタについての説明
- 課税国
-
納税申告書を作成する対象の課税国
デフォルトでは、所轄税務署の所在地の国が表示されます。
- 登録コード
-
登録別管轄区域の登録コード
- 識別番号
-
登録コードに関連付けられた識別番号
- 正式名称
-
登録コードに関連付けられた正式名称
- 丸めの桁数
-
納税申告書の金額に必要な小数点以下桁数。納税申告書を自動送信する場合は、値を入力する必要があります。
小数点値が必要ない場合は、ゼロを入力します。
- テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。
- 自動送信%
-
- 自動送信%
-
LN で納税申告の自動送信を設定した場合、このチェックボックスをオンにしてください。
- 申告パス名
-
納税申告用の ASCII ファイルまたは XML ファイルを作成するように LN を設定した場合は、この場所にファイルを保存することができます。
お使いの PC 上の場所を指定できます。
- ASCII フォーマット
-
このチェックボックスがオンの場合、 LN によって納税申告用 ASCII ファイルが作成されます。
このチェックボックスがオフの場合、 LN によって XML ファイルが作成されます。
- タグの固定長
-
このチェックボックスがオンの場合、タグの事前定義済の長さが使用されます。
このチェックボックスがオフの場合、タグの実際の長さが使用されます。
- 初期化済税金位置
-
このチェックボックスがオンの場合、納税申告マスタが初期化済です。そのため、納税申告マスタは修正できなくなっています。
[納税申告マスタ別税金位置 (tfgld1121m000)] セッションのユーザ定義済タグの内容フィールド等を修正するには、このチェックボックスをオフにします。
- 納税
-
- 納税
-
- スタンディングオーダを作成
-
このチェックボックスがオンの場合、 LN で納税申告書を提出すると、税金支払用のスタンディングオーダが自動的に作成されます。
- 決済税金コード
-
税金の精算税金コード
- 中間税金支払勘定科目
-
LN で納税申告書を提出したときに申告済税額の転記先となる元帳勘定
申告の正味 VAT 額がゼロ未満の場合、LN では[中間税金支払勘定科目]が使用されます。
- 中間未収還付税勘定
-
LN で納税申告書を提出したときに申告済税額の転記先となる元帳勘定
申告の正味 VAT 額がゼロ以上の場合、LN では[中間未収還付税勘定]が使用されます。
- 税金調整勘定の使用
-
追加の税金調整勘定を使用するには、このチェックボックスをオンにします。
- 納税申告通貨
-
特定の課税国の納税申告が処理される通貨ソース
指定可能な値
- [現地通貨]
- [レポート 1]
- [レポート 2]
- [適用なし]
- [税金通貨]
注:[税金通貨] オプションが表示されるのは、[一括登録パラメータ (tctax2100m000)] セッションで [課税国別登録] が [有効] に設定されている場合だけです。
- 税金調整勘定
-
[税金調整勘定の使用]チェックボックスがオンの場合、このフィールドには、追加の税金調整勘定を入力する必要があります。
- 取引タイプ
-
税金オフセットの転記、および納税申告書の提出時に作成された中間税金支払勘定科目の転記の、取引タイプ部分
- 取引シリーズ
-
税金オフセットの転記、および納税申告書の提出時に作成された中間税金支払勘定科目の転記の、シリーズおよび番号
- 申告者為替レートで金額を再計算
-
- 申告者為替レートで金額を再計算
-
このチェックボックスがオンの場合、税額は、現地税務当局が決定するレートにリンクされた為替レートタイプを使用して再計算されます。
注:[納税申告通貨] フィールドが [税金通貨] に設定されている場合は、税金レポートの為替レートタイプが表示されます。
- 申告者レートタイプ
-
現地税務当局が決定するレートにリンクされた為替レートタイプ
このレートタイプのレートは為替レート (tcmcs0108m000) セッションで設定されます。
- 申告者レートタイプ
-
オリジナル金額の決済用のレートタイプ、および、現地税務当局に提出する金額に適用されるレートタイプを使用して計算した差額の転記先となる勘定科目