税金調整 (tfgld1531m000)

セッションの目的: 税金調整の作成 (tfgld1231m000) セッションで作成した税金調整レポートを表示および出力します。

レポートには以下が含まれます。

  • 単一税金コードを持つすべてのファイナライズ済取引。複数の税金コードを持つ取引は無視されます。
  • [元帳勘定別調整タイプ] (tfgld1130m000) セッションで選択された元帳勘定のマニュアル取引 (税金コードを持たない)。取引はレポートの上部に表示されます。

調整レポートを出力するには、[ファイル] メニューから [出力] オプションを選択して税金調整の出力 (tfgld1444m000) セッションを開始します。

[表示] メニューから [ソート] オプションを選択し、次の条件にしたがってレポートをソートします。

  • 収益タイプ
  • 税金タイプ
  • 税金コード
  • 収益元帳勘定
  • 租税元帳勘定
  • 発効日

セッションで以下が表示されます。

  • [税率] カラムで取引に適用する必要がある税率
  • [算出された税率] カラムの、自国通貨で表された正味取引額と実際の税額から計算された実際の税率

2 つの値が同じ場合、取引は正しく転記済です。2 つの値が異なる場合は、さらに詳細情報を出力して正しくない取引を確認することができます。

1 つまたは複数の取引を選択して、[特定] メニューから [税金調整詳細の出力] オプションを選択します。税金調整 (取引) の出力 (tfgld1445m000) セッションが開始されます。レポートは選択済取引の転記を生じるすべての取引を出力します。

レポートは各取引の取引タイプと伝票番号を表示します。このレポートを使用してエラーの原因を追跡できます。

ラインの調整タイプに応じて、[税金調整] セッションは次の情報を表示します。

販売利益: LN は税金タイプ、収益元帳勘定、税金勘定を基準にデータを表示します。最初の数行にはマニュアル取引が表示されます。これらの行は税金コードを含みますが、税金勘定を持たず VAT 額がゼロです。これらの行には、[不明] のマークが付けられます。税金: LN は税金コードを基準にデータを表示します。[収益勘定] および [租税勘定] フィールドは空です。税金分析の税金位置に関連しない税金コードを含みません。税金位置: LN は税金位置を基準にデータを表示します。[収益勘定] および [租税勘定] フィールドは空です。税金分析の税金位置に関連しない税金コードを含みません。これは、税金位置別の要約情報のタイプです。調整タイプが税金位置の場合は、[特定] メニューの [税金調整詳細の出力] を使用して取引詳細を出力できません。国: 販売請求書の場合、LN は国と出荷先取引先の国を組み合わせて税金コードの国を比較します。これらの国が異なる場合、LN は [課税国] カラムに出荷先取引先の国を表示します。残高: このラインは 「ファイナライズ済取引」 (tfgld106) テーブルの取引の残高が一致しているかどうかを示します。1 つの伝票に貸方および借方差額が存在する場合、ラインは 「未決済」 のマークが付けられます。ラインを選択し、[特定] メニューから [税金調整詳細の出力] を選択して未決済取引を出力することができます。

税金タイプ

税金タイプ

オプションは次のとおりです。

正味金額 (自国通貨)

自国通貨で表示される正味取引額

税額 (自国通貨)

自国通貨で表示される税額