ライン別税金コード (tfgld1109m000)
セッションの目的: 非単一税率の税額を変更します。
税金の種類が源泉徴収税の場合、このセッションで表示されるのは税額のみです。税額を変更するには、[源泉徴収税額 (tfacp2103s000)] セッションを使用する必要があります。
取引
- [取引 (tfgld1101m000)] セッションを開始します。
- ヘッダデータの入力後、[振替仕訳] 取引タイプのラインを入力または選択します。
- 適切なメニューから [ ] を選択します。
- [振替仕訳伝票 (tfgld0618m000)] セッションで、通常の取引データを入力できます。さらに、この取引に非単一税率を選択する必要があります。
- 適切なメニューで [税金詳細 (tfgld1109m000)] を選択できます。
- 伝票
-
- 会社
-
財務会計データを財務会計に転記するために使用される会社。複数のロジスティックス会社から 1 つの財務会社に対し、1 つないし複数の企業単位をリンクすることができます。
- 伝票
-
伝票の識別に使用するユーザ定義の 3 桁のコード。取引タイプにリンクされたシリーズは伝票に連番を付与します。
- 伝票
-
伝票番号
- ライン
-
会計取引に関する伝票番号内の取引のライン番号部分
- 連番
-
複数の転記の取引ライン連番
- 課税国
-
税金取引が報告される国
-
コードの記述または名称
- 国
-
ユーザが税金を支払う国
- 税金コード
-
特定の 1 国または複数国を対象とする税金コード
- 税金レポート為替レート
-
- 税金通貨
-
税金レポートを処理する通貨
注:- このフィールドが有効になるのは、[課税国別登録] が [一括登録パラメータ (tctax2100m000)] セッションで [有効] に設定されている場合だけです。
- この値はデフォルトで以下のセッションで指定された税金通貨から取得されます。
- [国別税金パラメータ (tctax0101m000)] セッション
- [税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションまたは
- 財務会社の現地通貨
- 税金為替レートタイプ
-
取引通貨の税額を税金レポート金額に変換するために使用される通貨為替レート
注:- このフィールドが有効になるのは、[課税国別登録] が [一括登録パラメータ (tctax2100m000)] セッションで [有効] に設定されている場合だけです。
- この値は、次のセッションに指定された税金レポートの為替レートタイプです。
- [国別税金パラメータ (tctax0101m000)] セッション
- [税金パラメータ (tctax0100m000)] セッションまたは
- 取引の為替レートタイプ
- 税金通貨へのレート
-
税金為替レート換算に使用されるレート
注:デフォルト値は、税金通貨に使用されている通貨為替レートから取得されます。
- 税金為替レート日付
-
税金為替レート換算に使用されるレート日
- 税金為替レート換算基準
-
税為替レートの変換に使用されるレート換算基準
-
コードの記述または名称
- 合計
-
- 取引通貨
-
取引伝票で使用される通貨
- 正味金額
-
合計正味額
注:税関請求書の場合、値は 0 です。
- 取引通貨
-
正味金額の表示に使用される通貨
- 正味額 (税金通貨)
-
税金通貨建ての税金コードラインからデフォルト値が取得された正味額
- 課税標準額 (税金通貨)
-
税金通貨建ての課税標準額
- 税額 (税金通貨)
-
税金通貨建ての合計税額
- VAT 額
-
取引通貨建ての合計額
- 総額
-
合計総額
- 税金連番
-
税金コードの連番
単一税金が選択される場合は、1 つ以上の税金連番が使用できます。単一税金以外の場合は、税金連番を 1 つだけ使用します。[国別税金コード (tcmcs0536m000)] セッションの[単一税]フィールドを参照してください。
- 税金明細
-
- 税金元帳勘定
-
- 登録コード
-
登録別管轄区域の登録コード
- 識別番号
-
登録コードに関連付けられた識別番号
- 正式名称
-
登録コードに関連付けられた正式名称
- 登録タイプ
-
取引先の登録タイプ
- 正式名称
-
取引先に関連付けられた正式名称
- 計算方法
-
税額の計算方法
- 税率
-
税金割合は、伝票日付に基づいて、税金コードおよび連番に適用されます。
- 税額 (支払通貨)
-
取引通貨建ての税額
- 自国通貨表示の税額
-
会社の通貨で表示された税額
- 自国通貨
-
金額を登録およびレポートするための会社の基準通貨の 1 つです。
複数通貨システムでは、最大 3 つの自国通貨を定義できます。
- 現地通貨
- 2 つのレポート通貨
- 取引先税データ
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- 識別番号
-
法人または法人企業の識別に使用される番号。登記済の企業には、税務当局から税金番号が割り当てられています。取引先の税金番号を知っている必要があります。税金番号のない取引先は、個人として扱われます。
- 課税国
-
税金の支払先または申告先の国。課税国は、商品が出庫または分配された国とは異なる場合があります。
- 州/地方/郵便番号
-
州または地方
- 補足情報
-
- 追加フィールド
-
さまざまなセッションに追加できるさまざまなフィールドフォーマットのユーザ定義フィールド。ユーザはこれらのフィールドを編集できます。これらのフィールドの内容には機能ロジックが関連付けられていません。
追加情報フィールドはデータベーステーブルにリンクできます。テーブルにリンクすると、そのデータベーステーブルに対応するセッションにフィールドが表示されます。たとえば、whinh200 テーブルに定義されているフィールドは[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの追加フィールドとして表示されます。
追加情報フィールドの内容をデータベースのテーブル間でやり取りできます。たとえば、あるユーザが[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの追加情報フィールド A に指定した情報は、[出荷 (whinh4130m000)] セッションの追加情報フィールドに転送されます。このため、whinh200 テーブルと whinh430 テーブル (whinh430 は[出荷 (whinh4130m000)] セッションに対応) には、フィールドフォーマットが同一でフィールド名が A である追加情報フィールドが存在する必要があります。
- ディメンション
-
- 勘定科目/ディメンション
-
- 租税元帳勘定
-
租税勘定が入力される元帳勘定。この元帳勘定は、[複数税金コードライン (tcmcs0135s000)] セッション内で定義されています。
- 納税申告状況
-
納税申告の状況
指定可能な値
[税金状況]
- [繰延]
- [申告準備完了]
- [申告用に選択済]
- [提出済]
- [銀行差入済]
- [支払済]
- [適用なし]
- ディメンション 1
-
元帳勘定上の縦欄を見るための元帳勘定に対する分析勘定。ディメンションは元帳勘定情報を特定するために使用されます。
取引の税額もこれらのディメンションに転記されます。
必須ディメンションが租税勘定にリンクされていて、仕訳帳元帳勘定用のディメンションが未定義の場合、[税金コードに対する転記データ (tfgld0171s000)] セッションまたは[複数税金コード用転記データ (tfgld0170s000)] セッションで指定したディメンションが使用されます。
- 課税標準額
-
取引通貨建ての課税標準額
注:このフィールドは、[正味金額] フィールドの値が 0 の場合にのみ適用されます。
- 課税標準額 (自国通貨)
-
自国通貨建ての課税標準額