取引タイプ (tfgld0511m000)

セッションの目的: 取引タイプをメンテナンスします。

一般
取引タイプ

伝票の識別に使用するユーザ定義の 3 桁のコード。取引タイプにリンクされたシリーズは伝票に連番を付与します。

定義
取引分類

取引分類は、取引タイプのグループです。

この分類は、選択済取引タイプにリンクされた取引の処理を定義します。

取引小分類

選択した取引分類によって決まる取引セット

購買請求書の照合

購買請求書および購買貸方票を処理する方法

この値は、[購買請求書入力 (tfacp2600m000)] セッションで購買請求書および購買貸方票が記録されるときのデフォルトです。ただし、この値は請求書ごとに上書きすることができます。

このフィールドの値を変更できるのは、[取引分類]フィールドで次の値のいずれかを選択した場合に限られます。

  • [購買請求書]
  • [購買貸方票]
バックグラウンド処理の有効化

取引を転記するバックグラウンド処理を有効化または開始する時期を決定する方法

デフォルト

[常時]

指定可能な値

延期

会計取引を作成するセッションをマニュアルまたはジョブによって開始すると、会計取引を転記した後、バックグラウンド処理は開始されません。バックグラウンド処理はファイナライズ中に開始されます。

ジョブモードで延期

会計取引を作成するセッションをジョブによって開始すると、会計取引を転記した後、バックグラウンド処理は開始されません。バックグラウンド処理はファイナライズ中に開始され、バックグラウンド処理が完了するまでファイナライズは延期されます。ただし、処理をマニュアルで開始した場合は、すべての会計取引を転記した後、ただちにバックグラウンド処理が開始されます。

常時

会計取引を作成するセッションをマニュアルまたはジョブによって開始すると、すべての会計取引を転記した後、バックグラウンド処理が開始されます。

注: 

選択したバッチまたは伝票のバックグラウンド処理をマニュアルで有効化する必要がある場合は、[バックグラウンド処理の呼出し (tfgld1214m000)] セッションを使用できます。この場合、[バックグラウンド処理の有効化]の値は無視されます。

履歴更新モード

更新方法では、選択済取引タイプで扱われた作成済取引が、元帳勘定およびディメンションの履歴でどのように更新されるかを定義します。

注: 

このフィールドが使用できるのは、取引タイプが定義済の場合、または取引タイプを取引入力にまだ使用していない場合に限られます。

リアルタイム処理

伝票に入力された借方値が関連する貸方値に対応し、別の取引に対して取引の入力を開始すると、取引は更新されます。

バッチ処理

取引は、[ファイナライズ実行番号 (tfgld1609m000)] セッションで開始できる転記処理の間に更新されます。

伝票処理
日付遡及処理をブロック

このチェックボックスがオンの場合、この取引タイプを持つ新規伝票の取引日は、最終使用バッチ日付以降である必要があります。

このチェックボックスをオンにすると、LN により[固定順序の伝票]チェックボックスが自動的にオンになります。

固定順序の伝票

このチェックボックスがオンの場合、取引タイプ内の伝票番号は連続しています。

取引を入力し、シリーズ番号を入力すると LN により先頭空番号が自動的に追加されます。

このチェックボックスがオフの場合、シリーズ番号のほかに、その取引を示すランダムな固有の番号を入力することもできます。

シリーズの桁数

総合伝票番号の桁数のうち、シリーズ番号用に予約する必要のある桁数

デフォルトシリーズ

デフォルトシリーズ番号により、指定した取引タイプの入力時にデフォルトで表示されるシリーズが決まります。

仕訳帳
仕訳帳セクション

その取引タイプの取引用の仕訳帳セクション

仕訳帳を使用する場合、仕訳帳セクションの選択は必須です。仕訳帳に組み入れてはならない取引については、ダミーセクションを選択できます。

VAT 帳簿
VAT 帳簿

取引タイプのリンク先 VAT 帳簿

VAT 帳簿を選択できるのは、その取引タイプで VAT 帳簿への記載が許可されている場合のみです。

このフィールドに VAT 帳簿を入力すると、[日付遡及処理をブロック]チェックボックスおよび[固定順序の伝票]チェックボックスがオンになります。

予算
予算超過時

適切なアクションを指定します。

  • [会計方針の適用]
  • [継続]
  • [チェックなし]
取引
取引インポート
日付フォーマット

インポートされたすべての日付フィールドの日付フォーマット

金額の小数点記号 (取引インポート)

金額の 10 進法の区切り文字。たとえば、USD 3.99 のピリオドまたは EUR 3,99 のカンマ

数量の小数点記号 (取引インポート)

数量に使用する 10 進数の区切り文字。たとえば、4.10 m2 のピリオドまたは 4,10 m2 のカンマ

セッション
メインセッション

特定の取引タイプに対して[取引 (tfgld1101m000)] セッションで開始された最初のセッション

次のセッション

[取引 (tfgld1101m000)] セッションで取引タイプを選択したときに、選択したメインセッションの次に開始されるセッション

プロジェクト原価入力ビュー
プロジェクト原価入力ビュー

取引タイプが属しているプロジェクト (PCS) のタイプ

指定可能な値

  • [単独プロジェクト]
  • [複数プロジェクト]
オプション
オプション
通貨

この取引タイプの取引を入力するオーダで使用される通貨コード。この取引タイプの取引を複数通貨で入力する場合は、このフィールドをスキップします。

貸方票のマイナス金額

このチェックボックスがオンの場合、振戻借方/貸方コードを使用して、またはマイナスの貸方金額として、貸方票を記録できます。

このフィールドは、次の取引タイプに適用されます。

  • [販売貸方票]
  • [購買貸方票]

プロトコルコード

レポートに伝票のプロトコル番号が (再) 採番できるプロトコルコード

通常の伝票コードは、伝票日付に従って、プロトコルコードと連番を使用して再採番されます。期間の本締め前の再採番はできません。

伝票タイプの登録

販売および購買登録で報告され、1 つ以上の取引タイプとリンクできる伝票タイプ

指定可能な値

コード   伝票タイプ
01 - 請求書
02 - 借方通知
03 - 貸方通知
07 - 顧客からの VAT 専用請求書
09 - プロトコル請求書
注: 

この機能はブルガリア向けです。

チェックサムを実行

このチェックボックスがオンの場合、取引はチェックサムを使用してチェックされます。

取引がファイナライズ前にチェックされる場合、この取引タイプに対して入力されたすべての取引が合計され、チェックサムに対してチェックされます。

金額を比較したときに一致しない場合、この例外の原因であるエラーを修正するまで、取引のファイナライズはできません。

検査合計は[取引 (tfgld1101m000)] セッションの[管理金額]フィールドに入力できます。

ワークフローから除外

このチェックボックスがオンの場合、取引タイプがワークフローから除外されます。

注: 
  • このオプションは次の場合にのみ表示され適用されます。
    • [取引分類]が[振替仕訳]に設定されている (TFJOUV のオブジェクト構成管理が有効である場合)
    • [取引分類]が[購買請求書]に設定されている (TFPURI のオブジェクト構成管理が有効である場合)
  • 購買請求書の取引タイプがワークフローから除外されている場合、「支払の承認」 機能が適用されません。
キャッシュフロー情報から除外

このチェックボックスがオンの場合、 [詳細キャッシュフロー情報]の生成時に取引タイプが考慮されません。

注: 
  • このチェックボックスは、[グループ会社パラメータ (tfgld0101s000)] セッションの[詳細キャッシュフロー情報]チェックボックスがオンの場合にのみ使用できます。
  • [取引分類]を[現預金]に設定し、[取引小分類]を[銀行取引]、[前払金/仮払金を割当]、または[前受金/仮受金を割当]に設定した場合にのみ、このチェックボックスが有効になります。
期末残高の自動計算

このチェックボックスがオンの場合、 [銀行取引 (tfcmg2500m000)] セッションにおいて期末残高をマニュアルで指定する必要がなくなります。期末残高は、期首残高および[銀行取引 (tfcmg2500m000)] セッションで入力された取引に基づいて計算されます。ただし、期首残高を修正して期末残高を再計算することができます。銀行残高チェックは、[銀行取引 (tfcmg2500m000)] セッションを閉じると実行されません。このチェックボックスがオフの場合、期末残高をマニュアルで入力する必要があり、銀行残高チェックは[銀行取引 (tfcmg2500m000)] セッションを閉じると実行されます。  

現預金勘定とディメンション
現預金勘定

[現預金]取引タイプに対する固定評価勘定

指定可能な値

次の条件をもつ元帳勘定を選択します。

  • サブレベルゼロ (0) を持つ
  • いかなる統合にも使用されない
  • ブロックされていない
ディメンション

元帳勘定に対する最大 12 の分析勘定基準の 1 つ